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僕ッ娘には訳がある!  作者: シノシノ
プロローグ 高校入学前の一週間
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二度目の絶叫

まだ短いですが、感想お願いします。面白いコメントも大募集。また、新キャラの登場候補も募集します。

母さんから解放されて、リビングに僕と母さんが向かい合って座っている。もちろん、パジャマのままである。

しかし……うん、母さんに抱きつきが凄くて、お花畑が見えた。……まさか、リアルでこうゆう目に会うとは思ってもいなかった。


「ハルくんがこんなに可愛くなってお母さん嬉しいですよ〜」


相変わらずのんびり口調で話す母さん。息子が娘になったのになんで驚かない…。そして、見た瞬間に僕と分かったのか疑問です。


「うん、それはあの(抱きしめられた)時に分かったから……。一目僕と分かったの?前は男だったのに……」

「フフフ、私がお腹を痛めて産んだ子を見間違える訳ないですよ〜」


何気ない事だったけど、嬉しかった。それはそうでしょ。男から女に変わった息子を疑わずに、自信もって言ってくれるだから。


「それはそうと、ハルくん…ハルちゃん」

「なんでちゃんに言い直したし」

「だって女の子なんだから、くんはおかしいでしょ〜」


まぁ、それはそうだけど……なんか納得いかない。それは僕が男だからだろうか、今は女だけど。


「ハルちゃん、女の子になりましたので…『母さん』ではなく『お母さん』と呼んで下さいね〜。もしくはママでもいいですよ〜」

「いや、かあ「お母さん」…呼び方変えると言っても、今までい「お母さん」………」

「嫌と言うのならば、ハルちゃんの恥ずかしい過「お母さんと呼ばせて貰います!」…素直なのはいい事ですね〜」


お母さんと呼ぶになら簡単だ。母さんをと呼んでるけど、この先に『お」を付けるだけでいいんだから。

恥ずかしい過去を一から全部言われるのは精神的に打撃でしかない。

ニコニコと微笑み…嬉しそうにしているお母さん、父さんなんで結婚したんだ?


「それにしても…身長縮みましたね〜。これだと前の服は着れそうにありませんね〜。この際ですから、買いに行きましょう〜。ついでにその右目にカラーコンタクトもしないといけませんですからね〜」

「ふぇ?」


さっきの言葉におかしい所あったよね……。服は(認めたくないが)身長が縮んだせいで着られないだろうから買いにくのは、わかるさぁね。

開き直って(諦めて)女モンの服は遠からず着る事になるんだから、自分で着る意思はある。でも、なんでカラーコンタクトが必要なんだろ……しかも右目限定と言うのも……。

疑問を浮かべているのがお母さんにわかったんだろうか、仕方ないですねと言う顔で説明してくれる。


「ハルちゃんのお顔は綺麗と可愛いの狭間であって、なりより右目が綺麗な真っ白な虹彩(こうさい)をしてるんですよ〜。言わば純白と言うんですかね〜。黒い髪も合わさって、ちょっと羨ましいですね〜」

「かあ「ハルちゃん〜」…お母さん、まるで右目だけが瞳の周りの色が変わってるって言ってるよ」

「だから、そう言ってるんですよ〜。嘘と思うなら、洗面所の鏡で見てくればわかりますよ〜。虹彩とは瞳の周りにある日本人だと茶色の部分ですよ〜」

「誰に説明しているのよ?」


お母さんがからかっているだけと嘘だーと言う気持ちもあって(あり得なく自分が女に変わってるというのに)、見に行って見る。

洗面所に設置されてる鏡を覗くと、そこには……綺麗と可愛いの狭間にある顔つき美少女レベル、濡れカラスを連想させるツヤある黒髪、左目は黒い瞳に虹彩は茶色、右目は黒い瞳だけど虹彩は白い…純白と言う程の綺麗だ。またそれが上手い具合に組み合っている。


「あ〜本当だ。………………………………本当に変わってるーーーーー!?」


この日、僕は二度目に悲鳴をあげた。



次回予告

母「ハルちゃんの瞳は綺麗ですね〜」

ハル「いやいや、確かに綺麗だけどこっちはすごい焦るよ!」

母「慣れも必要ですよ〜。では次回をして下さいね〜」

ハル「慣れたくないからね!後で話し合うから!次回予告『諦め、それは楽な事』。一体何を諦めるんだ!?」

母(色々とあるんじゃないですか〜?)

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