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僕ッ娘には訳がある!  作者: シノシノ
第二章 高校一年生
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由々の決断

朝の一件後、授業中に由々をチラチラと見てどうするのか考えていた。由々自身も授業に集中してなかった。風香には伝えていない。話しがややこしくなりそうだから。

手紙の内容は放課後、屋上で待っているという事。

僕と風香は教室で待っている事になる。でも、由々が付き合うなら、僕は祝福できるけど…寂しくなる。

そうこうしている内に放課後になってしまった。


「ハルやん、由々はどこに行ったのさぁ?」

「分からないよ」

「ハルやんでも知らないか~」


ごめんなさい、知っています。由々は…由々は勝負に出ている。

恋と言う名の勝負に。上手い事言ったかな。


「ハルやん、由々が戻って来たら甘いのを食べに行こう!」

「いきなり過ぎて、分からないよ!?」

「今の気分が甘いのが食べたい」


うん、さっぱり分からない。風香の考えを全く理解出来ないよ。

最近は理解出来るようになったと思ったけど、無理だったみたい。

本当に風香は衝動的に生きてるみたい。

由々への心配も風香との会話で忘れていた。

由々が戻るまで甘く美味しいお菓子の議論を風香としていた。冷静になって振り返るとなんで、議論していたんだろう。


「あら、風香とハルはまだ残っていたの?」


議論の終盤に差し掛かった所で由々が戻って来た。


「由々、どこに行ってたのさぁ」

「ただの私用よ。心配掛けたのなら、ごめんなさい」

「由々に心配なんてないさー」

「僕も風香も同じだよ」

「由々も戻ってきたし、甘味を食べに行こう!」


はしゃいで教室を出る風香を見送って、 由々と僕だけが残った。


「ねぇ、由々」

「どうしたの、ハル?」

「返事はどうしたの?」

「丁重にお断りしたわよ」

「えっ、なんで?」

「運命が感じられなかったかな?」


そんだけの理由で振ったの!?と言うか、由々が乙女っぽい!?

その事に驚いている。


「なんで驚いているのよ」

「由々が乙女っぽいから」

「失礼な!私だって夢見る乙女なのよ!驚く口はこれ?」

「ごめんなひゃい」


由々が僕の両頬を掴み上下に動かした後が、離してくれけど頬が痛い。


「全く……ほら風香が待ってるから、行くわよ」

「えっ、ちょっと待ってよ~」


教室から出る由々を追って僕も出ていく。

次回予告

坂雪「久しぶりに出たな」

袖中「今回は出番なしやな」

坂雪「男組は出番なかったな。次回予告『初アルバイト』……一体誰がするんだ?」

袖中「誰やろなー(一人しかいないやろ)」

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