ラブレター
シノくんが家に来て帰った翌日から、僕は再び学校に通いだした。予想通り由々たちに心配された。でも、まぁ誤魔化しておいた。
それから中旬になった時、それは起こった。
いつもの気持ち良くない朝、ぶっちゃけ雨でいい朝とは言えなかった。
それはそれとして……朝靴箱に行った時由々が靴箱のふたを開けたまま固まっている。
「どうしたの由々?固まって…」
「は…ハル、ど…どうしよう」
珍しく動揺している由々だったので内心驚いてる。何が言いたいのか分からないから、由々の靴箱の中身を見てみた。
そこにあったのは一枚の封筒……それも白い封筒。なんだろう、すごいデシャブを感じる。
おそるおそる封筒を持つ由々……見てるこっちも緊張する。
「ねぇ、ハル…この手紙って……どうみたって、あれだよね」
「うん、あれだよね」
二人気持ちがシンクロしている。
「「ラブレター」」
由々が楽しめます貰うなんて凄いかも。まぁ、由々は顔つきは綺麗だし、性格は友達思いスタイルもいい……胸も大きいしね!!
そう思ったらなんで、男の気配がなったのかな?
「ねぇハル、失礼な事を考えてなかった?」
「ううん、考えてないよ」
勘の良さもいいね。
「お二人さん、どないしたん?」
「靴箱で何してるんッスか?」
声を掛けてきたのは袖中くんと柚葉だった。
二人に事情を説明中。
「なるぼどな……貰ったのええねんけど、どうしたらいいのか分からないと」
「リアルに渡す人いるッスね」
ご理解頂いてありがとう。
「僕場合は果たし状だったから、何も言えないからね」
「果たし状なんていつの時代や……うちの妹が出してたな」
「うっ、それは忘れる約束ッス」
「人が真剣に悩んでるのに、呑気に漫才しないで頂戴!」
あ~あ、由々が怒った。
「由々、差出人は誰なの?」
「えっ、えっ~と川端」
川端くんか……聞いた事ないな~。
「川端篤(川端篤)ッスか!」
「え、えぇ、そうよ。柚葉の知り合いなの?」
「知り合いじゃないッス。だけど、有名人ッスよ!バスケのエースなんッスよ」
「「えぇ!?」」
「凄いヤツなんやな」
由々は凄い人からラブレターを貰ったんだ。袖中くん、驚いてないよね。
「由々、どうするの……?」
「どうすると言われても」
「付き合うッスか?」
困惑する由々に悪いとは思いつつも、興味はある。
「どっちでもええやろ。誰が付き合っても付き合うでも、篠原自身が決める事や」
更に僕は驚いた……袖中くんがまともな事を言うなんて!?
でも、袖中くんの言う通りかも知れない。自分で選ぶのか……相手がいい人なら簡単に選べるだろうね。
「自分で選ぶのか……」
次回予告
ハル「どうも、ハルです!」
ユウ「秋元ユウです」
ハル「誰!?『僕訳』に出て来た事ないよね!」
ユウ「あぁ、新規にする『ラブソング』の主人公します」
ハル「新しくするんだ。投稿日間隔は?」
ユウ「完全気分投稿になると思う。でも最後までするらしい」
ハル「そうなんだ。次回予告『由々の選択』。決断するんだ」
ユウ「話しの流れがまったく読めない。同じ日に投稿されてるのでよろしく」




