ハルの過去:ハル視線
すみません、今回は短めです。話しの都合上、こうなました。
坂雪くんに言われて、 ゆっくりと震える手をメガネがある筈の所になかった。そして、坂雪くんが手にしているのは…僕のメガネ。
「目が悪くないのに、なんで……どうした河瀬?」
坂雪くんから僕はどんな風に見えてるのは分からない。だけど、坂雪くんが心配してしまうように見えてると思う。
今の僕にはそんな余裕がなかった。
脳裏に過る過去。
『気持ち悪いだよ!』『こっち来ないでよ』『ウザイのよ!』『その顔気持ち悪い』『こっちを見るな』
思い出したくない過去が思い出す。
息が荒くなる。息を吸うのもツラい。
「………!か……!か…せ!」
坂雪くんが言っている事が聞き取り難い。聞き返す余裕はない。
胸もツラくなってきた。両手で胸を押さえた。
呼吸もツラくなってきて、前屈みになってしまう。
あぁ、息が吸えなくなってきた。酸素を欲して吸うても、楽にはならない。
「………!か……!かわ…!か…せ!河瀬!」
視界が霞む。
「ハル!」
呼ばれた名前がはっきり聞こえた。ゆっくりと顔を上げた。
「さ…か……ゆき……く……ん」
絞り出した声と共に再び意識を失った。
次回予告
坂雪「作者は前回でケガをしたから、今日は」
柚葉「私とするッス」
坂雪「珍しい組み合わせではあるな」
柚葉「そうッスね。話す描写がなかったッスから」
坂雪「それなりに話しているけどな。次回予告『ハルの過去:坂雪シノ視線』」
柚葉「坂雪が活躍ッスね」
坂雪「前半はあまり出てなかったからな」




