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僕ッ娘には訳がある!  作者: シノシノ
第二章 高校一年生
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ハルの過去:ハル視線

すみません、今回は短めです。話しの都合上、こうなました。

坂雪くんに言われて、 ゆっくりと震える手をメガネがある筈の所になかった。そして、坂雪くんが手にしているのは…僕のメガネ。


「目が悪くないのに、なんで……どうした河瀬?」


坂雪くんから僕はどんな風に見えてるのは分からない。だけど、坂雪くんが心配してしまうように見えてると思う。

今の僕にはそんな余裕がなかった。

脳裏に過る過去。


『気持ち悪いだよ!』『こっち来ないでよ』『ウザイのよ!』『その顔気持ち悪い』『こっちを見るな』


思い出したくない過去が思い出す。

息が荒くなる。息を吸うのもツラい。


「………!か……!か…せ!」


坂雪くんが言っている事が聞き取り難い。聞き返す余裕はない。

胸もツラくなってきた。両手で胸を押さえた。

呼吸もツラくなってきて、前屈みになってしまう。

あぁ、息が吸えなくなってきた。酸素を欲して吸うても、楽にはならない。


「………!か……!かわ…!か…せ!河瀬!」


視界が霞む。


「ハル!」


呼ばれた名前がはっきり聞こえた。ゆっくりと顔を上げた。


「さ…か……ゆき……く……ん」


絞り出した声と共に再び意識を失った。

次回予告

坂雪「作者は前回でケガをしたから、今日は」

柚葉「私とするッス」

坂雪「珍しい組み合わせではあるな」

柚葉「そうッスね。話す描写がなかったッスから」

坂雪「それなりに話しているけどな。次回予告『ハルの過去:坂雪シノ視線』」

柚葉「坂雪が活躍ッスね」

坂雪「前半はあまり出てなかったからな」

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