体育祭
今回は 長めです
中間テストも終わり、僕は高得点の点数であったけど……風香と柚葉は赤点ギリギリだったみたい。余談たけど坂雪くんは学年1位で由々が2位だっとさ、由々が悔しがっていたな。あと袖中くんは平均的だそうだ。
その後は体育祭!太陽が照っている中でする最悪の行事!というか体育祭の真っ最中!
「ただハルがしたくないだけでしょ」
「ハルやんは体育祭嫌いなのか!?」
いや、嫌いじゃないよ……ただ運動が苦手なの。僕は根からのインドア派で運動とか授業内だけだし……いや、最近はよく図書館に行ってるか運動はしてるね。
あと風香は体育だから好きなだけだよね。
「まぁ、河瀬だからな…運動より本を選ぶだろ」
「坂雪くんの言う通りだよ、僕は運動より本を選ぶね」
チーム分けとして坂雪くん袖中くんのクラスと同じになっていた。僕としては友達がいるから嬉しい 。
「所で、袖中くんはなんで何があったの」
遠い目をしながら膝を抱えている。雰囲気がかなり暗い…というか近寄り難い。
「あぁ、テストで親から小遣いを減らされ何かあったんだろう」
「その何かが気になるけど、気にしない方がいいね」
坂雪くんは知ってると思うけど、深く聞くのは野暮用ってモンだね。
僕の母親風の匂いがするから、余計に聞きたくない。
「なぁ、河瀬」
「なにかな?」
「次の競技に出るじゃないか?だけど、それの……」
えぇ、もうそんなになったのか…。あぁ、着替える時間なかった~。
体育祭なのに体育服じゃないだよね……チアチーダーの服を着てるだよね。最初は拒否したよ、僕も男だからね……。でも風香に抑えられて、由々に着せられた。
「なぁ、その服装で行くのか?」
「坂雪くん…行くしかないだよね、着替える時間がないからね」
「そうか、まぁその気を付けて」
坂雪くん何言ってるのかな?
そう思いつつ競技の集合場所に集まった。まぁ、体育服だけじゃなくて、応援服を着てる人もいる。
[次はハードル競走です]
ハードル…競走…?ハードル競走!?ちょっ…ちょっと、僕 スカートなんだけど!このスカートでするの!?これで走るの!?坂雪くんはこの事言っていたのか
誰かに交代してもらおう。わゎ、後ろから押さないて…位置に着いてしまった。あぁ、第一走者が一番走り出した!棄権も交代も出来なかった。
もうすぐ僕の番だ。タスキを持ったクラスメイトが着た……これで走るしかないだね。
いい笑顔で来ないで欲しいな、ははは…ハァ~。
もはや、ヤケクソな気持ちでタスキを受け取った。他の走者も同じように……というか同じタイミングで受け取っている。僕と同じ走者は男子しかいない。
運動は苦手だけど、僕だって男なんだ。精一杯頑張る!走る、飛ぶ、 走るを数回繰り返してようやくゴールした。一位じゃな[1-Bの河瀬がゴールしました!!]……へぇ!?え、えぇ……えぇぇ!?
混乱している僕を余所にハードル競走が終わり自分のクラスに戻った。
「ハルやん、ナイス走りだったよ」
「ハル、お疲れ様。お蔭で私のチームが一位よ」
風香、由々が声を掛けてくれる。うん、僕は頑張ったよ。運動苦手だけど、一位になれたよ。
「頑張ってたな、河瀬」
「ありがとう、坂雪くん。今でも一位になったのは信じられないよ」
「まぁ、そこは気にしない方がいい」
坂雪くんが何言ってるのか分からないけど、気にしなくていいなら対した事じゃないんだね。
でも、坂雪くん目を合わせてくれないけど。頬も赤いし。
「いや~、目の保養になったで」
「目の保養……?」
袖中くんは一体何を見てたのかな?
「チアチーダーの服で走ってみ、下着が見えたで」
「なっ!?」
思わずスカートを押さえてしまった。キッと男二人を睨む。
という事は他の走者にも見られたの!?うぅ、恥ずかしいよ……。
「ハルやんのパンツは水た」
「風香、ちょっと黙りなさい」
「もがー!(由々ー!)」
風香と由々にも見られてたんだ。学校に行けないよー。
「か、河瀬、その…まぁ、気にしたら余計に恥ずかしいだろ」
「坂雪くん、指摘されると余計に恥ずかしいよ」
坂雪くんに言われるともっと恥ずかしい。
恥ずかしくて、フラフラする。頭も痛くなっていた。
あっ、ヤバイかも。
それから僕の意識は途切れた。
次回予告
袖中「もう定番やからツッコミしないで」
作者「そっちのほうがありがたい」
袖中「今回疲れてるな。まぁ、俺らに被害なければいい」
作者「疲れてはないだよね。ちょっとストレスが」
袖中「それは疲れてるやろ。次回予告『ハルの過去:坂雪シノ視線』。えらい珍しいな」
作者「ちょっとね。まぁ、君たちの出番は少ないけど」
袖中「今回は柚葉も出て来てないとちゃうか?」




