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僕ッ娘には訳がある!  作者: シノシノ
第二章 高校一年生
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少し早い夏の服

由々たちに連れて行かれたのはファッション店。あぁ~これだとまた着せ替え人形扱いかな。由々はまともな服を選び、風香はゴスロリというかファンシーな服を選び、柚葉は動きやすそうな服を選んで着せてくる。

三人とも可愛いモノのを選んでくる為手に負えない。


「ねぇねぇ、水着が売ってるよ」

「あら、まだ五月入ったばかりなのに早いわね」


由々の言った通り、水着を売り出すのは早い気がする。GWの初日だよ。まだ梅雨も入ってもいないんだから。

だけど、色とりどりで色んな種類の水着が展覧している。あんな際どい水着まであるの!?


「せっかく水着が売ってるだし、着てみましょうか?」

「えっ、えっ……えっ?」

「風香、柚葉捕獲を」


パチッと指を鳴らすと僕の左右に風香と柚葉が……捕獲されてる!?


「お…俺はここで待ってる」

「あら、そうさせるとも?」


戦線離脱しようとする坂雪くんを反論を言わさない笑顔醸し出す由々。

坂雪くん、一人で逃げようとは思わない方がいいよ。絶対に逃げれないんだから。経験上で分かりきってることだからね。

お二人ご案内~♪

僕は試着室に入って由々たちが持って来るのを着ようと思ってる。


「まずは私からね。ハルやんに似合いそうなの持ってきたさぁ!」


風香に渡された水着は赤色のビキニタイプ。えぇっとこれを着るのかな?あっ、はい着るしかないんだね。

カーテンを閉めて、服を脱ぐけど…慣れないだよね。

だっていくら自分の身体とは言え、やっぱり女の子らしい身体つきしてるからね。いやでも、自分がお女の子だって認識させられるか。

それでも着るんだけどね。着て、みんなに見せる事にはなる。

反応はまちまちだった。

次は柚葉が持ってきたワンピースの花柄の水着。なんか子供っぽくない!?聞いてみれば「ハルは見た目子供っぽいッス」と言ってくれた。言ってくれるよね…本当にね。

着てみれば反応はよかったけど、イマイチという事。

次は由々が進める水着……下を左右結んで止める露出度高めの水着。お……お尻の布の面積が小さい!後で風香に聞いたら、Tバッグというとのらしい。問答無用で着なかった。

最後は坂雪くんが選んでくれた赤と白のチェックの水着。

なんで選んでるのかなと思ったけど、由々たちに強制させられてるのかな?恥ずかしながらも着たよ。

すると反応は良かった。見てくる目が8個…って坂雪くんも見ないで!?なんだか、もの凄く恥ずかしいよ!


「いや、ここまで可愛くなるのね」

「ハルやんはこれが似合ってるね」

「ハルはこうゆう感じがいいッス」

「正直、ここまで似合うとは」


そういう感想は言わないで欲しいよ!

僕が服に着替えてる間に由々たちも自分の水着を選びに行った。坂雪くんは待ってくれてる。

着替え終えて、カーテンを開けた。


「もういいのか?」

「今日は着せられる事はないと思うけど」

「まぁ、なんだ。御愁傷様」


その優しさはもの凄く嬉しいけど、坂雪くんに僕の水着姿を見られてたと思うと顔を合わせられない。

とりあえず、由々たちが戻ってくるまで待ってよう。

やる事もなくブラブラと待っているけど、き…気まずい。何か話した方がいいのかな?たけど何話したらいいの!?同じ思考が頭

回る。


「なぁ、河瀬」

「は、はい!」

「そう言えば、本好きだったよな」

「えっ、あ、う…うん」

「なら、明日良かったら…ここの図書館に連れて行こうか?」


と…図書館!?行く、もちろん行くに決まってるよ。


「うん、もちろん行くよ!」

「そうか、集合時間とか後で言うから、携帯アドバイスとlineの方も教えてくれ」

「うん、わかった」


僕は嬉々として交換した。

あぁ、明日楽しみだな!

次回予告

坂雪「篠原、河瀬に渡す水着であれはないだろ」

由々「別にいいじゃない。可愛いは正義よ」

坂雪「いや、それは正義とは言わないから。次回予告『これってデート!?』。話しの流れを読めるようにしてるだよ」

由々「誰と誰がデートなのかしら、そこの事詳しく教えて欲しいかな?」

坂雪「断る!」

由々「あっ、逃げるな!」


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