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僕ッ娘には訳がある!  作者: シノシノ
第三章 高校二年生
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あれ?

なんか予約投稿が出来てませんでしたので、急きょ投稿しました。

風香の恋を見守りつつ発展しない事にモヤモヤしたりしていた。……発展しない事を由々と柚葉に言うと盛大にため息を吐かれたんだけど………。

お昼休み、柚葉が用事で職員室に行ったのを見届けて、みんなでご飯食べた。由々と談笑しながら時間を潰していた。


「今年はクリスマスどうする?」

「そうね……ハルは坂雪と過ごしたいのよね」

「恋人同士の聖なる日だからね」

「大人になるのね」

「そこまではいかないよ!」


由々にからかわれていた。うん、談笑じゃなかった。

すると職員室から柚葉が帰ってきた。


「ハルー先生が呼んでるッスよー」

「えっ、わかった。すぐに行くよ」


席を立って歩き出そうとした時、足が絡まって盛大に転んだ。

ベタッン!と痛そうな音…というより痛かった。


「ほら、ハル大丈夫?」

「痛たたっ、ありがとう由々」


由々の手助けで立ち上がるとクラスメイトのみんなが固まってる。あれ、心配してくれてるのかな?………でもそんな雰囲気じゃないような感じがする。

疑問に思ってるとシノくんがやってきた。


「盛大に転けたな」

「久し振りに転けたかも」

「でも、スカートが捲れなくてよかったわね」

「それは言わなくても」

「あら、誰かさんは心配してるみたいよ」


思わずシノくんを見ると視線を反らした。独占欲を出されると思わず、赤面してしまった。


「あーあ、このバカップルめ!」


見かねた袖中くんが冷やかしてくるけど、そんなモノ由々のと比べたら屁でもなかった。まだまだだねと言いたい。

そして、シノくんから一言あった。


「ハル、カラーコンタクト取れてるぞ」

「あれ?……由々、手鏡ちょっと貸して」


由々から手鏡を借りて覗き込んだ。すると僕の右目に入れてたカラーコンタクトが取れて、白く綺麗な虹彩(こうさい)があった。

あー、本当に取れてる。


「「「「何、その瞳!?」」」」


固まっていたクラスメイトたちが覚醒したかのように動き出して、僕の周りに集まった。その中に相楽くんも混じってた……あれ、知らなかったのかな?…言ってなかったね。


「それは生まれつき?」「そんなのは生まれて初めて見た」「白いのなんて珍しいよ」


クラスメイトという囲いで下に落ちたカラーコンタクトを探せないでいた。

僕を呼んでいた先生が来るまで質問の嵐だった。

次回予告

相楽「作者がミスをおかしたみたいだね」

袖中「それはいつもの事やろ」

相楽「否定はしないね。次回予告『初雪』」

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