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僕ッ娘には訳がある!  作者: シノシノ
第三章 高校二年生
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北海道4

修学旅行二日目は北海道の都市札幌市。……正直に話すとどこを観光するんだろうと思った。

由々たちに着いていくととある門についた。


「北海道大学……?」


な…んで?観光地でもないのに大学に来たんだろうね。由々の方を見る目をキラキラしてる。

風香に至っては……至っては……は、いない!?ついでに言うと柚葉もいない。唖然としてるとピロ~リンとlineに着信が入った。

確認してみると柚葉からだった。要約すると『こっちは観光してる~』言うモノだった。

逃げた!?


「ハル、さっさと行くわよ」

「いや、なんで大学なの?」

「ほら、大学なら図書室は大きいと思う」

「ほら、さっさと行くよ由々」

「ハル、本好きもほどほどにしなさい」


本の為ならどこまでもがモットーな僕だよ。

とは言っても、知らない場所だから勝手に行かないけど。由々の後を着いて行く。

大学の在校生と思う人達とすれ違ったりしたけど、とくに僕らを気にした様子がなかった。見学とか思われたりしてるのかな?

とある像にたどり着いた。


「クラーク像?」

「そうよ。それ有名だから知ってるわよね」


『少年よ、大志を抱け』を言った人だよね。それくらいならとはじゃないけど、有名だもの。


「由々、これが見たかったの?」

「そうね、間違ってないわ。ただ」

「ただ……?」

「上半身だけじゃないクラーク像がよかった!」


ここにあるのは上半身しかない。由々が見たかったのがなくて、残念だったね。

僕はというと図書室に行ってみたい。本がたくさんあると思うと楽しみ。


「ほら、ハルもう風香たちと合流するわよ」

「えっ、まだ図書室に行ってないよ」

「在校生でもないのに行けるわけないでしょ」


由々、謀ったなーーーーーーー!?


「いや、それくらいは考えたらわかるでしょうに」


それはそうだけど、本好きの僕にそこまで考えられてると思う?答えは否だよ。



次回予告

シノ「作者も実際にクラーク像を見たかったらしい」

相楽「でも、篠原と同じ像しかなかったらしいね」

シノ「それは物凄い落ち込みようだったらしく、班員が引いたってさ」

相楽「その光景が目に浮かぶよ。次回予告『北海道5』」

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