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僕ッ娘には訳がある!  作者: シノシノ
第二章 高校一年生
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運命は偶然

ブクマ60件達成ー!

応援ありがとうございます‼

今日は風香と由々とは一緒帰らず、一人でショッピング…書店で発売される本を買いに行っていた。発売日当日に買い行くのは、当然じゃない。後々、買いに行くとその日の発売された本が欲しくなるから。

お目当ての本を買ってルンルンな気分の僕、帰って読むのが楽しみにしている。

商店街を通って帰宅途中でフッと足を止めて見てしまった店。


「甘味処『月見』…?」


和風な雰囲気が漂うお店。和菓子専門店なのかな…落ち着いている店構えで、僕には好印象だった。

内装など興味もあるし、お金はまだあるから心配ない。そうと決まれば入るしかないよね。

扉の前に立ったけど、開かない…あっ自動ドアじゃないんだ。手を掛けて開けた。


「いらっしゃいませー、ようこそ甘味処『月見』へ」


声を上げて迎えてくれたのは、20代後半の黒髪ロングの大正時代に着ていた女子学生服…矢絣やがすりの着物に編み上げブーツ。はっきり言うとに似合っていた。


「一名様ですね。お席に案内します」


案内された窓側のテーブル席に座り、置いてあるメニューに目を通した。

抹茶や日本茶などと日本の和菓子で食べる所なんだ。

こうゆうお店自体入らないから、よくわからないだよね。

興味引かれてメニューが合ったので、それを頼む事にした。丁度店員も近くに来た事だし。


「すみません、注文いいですか?」

「分かりました。ご注文を…承り…ま…すって、河瀬、なんでここに?」

「坂雪く…ん、もなんでここに?」


呼んだ店員はなんと坂雪シノだった。書生服を着ている…似合っていて、その…あのかかかカッコいい。なんだろう、坂雪くんを見てると胸がドキドキするし、恥ずかしい。


「あぁ、俺は伯母の手伝いでバイトしてるんだ。そう言う河瀬は?」

「ぼぼ僕は書店の帰りってる途中で見つけたから、気になって」

「なるほど、…ご注文は?」

「えっ、あ、はい。抹茶とオススメな和菓子を」

「承けたまりました」


離れて行く坂雪くんを見て、ちょっと寂しくなるのと胸のドキドキが収まった。

なんだろう、あの胸のドキドキは?生まれて初めて…、不思議な感覚だけど決して嫌な訳じゃない。


「お待たせしましました。抹茶と自家製水羊羹です」

「ひゃい!?……あ、ありがとう」

「ごゆっくりどうぞ」


坂雪くんが注文品を置いて行った。

抹茶の香しい香りが美味しそうに思えた。取り敢えず気分を落ち着ける為に抹茶を一口飲んだ。すっきりとした苦さと風味で美味しい。次は水羊羹を食べてみようと手を伸ばしたら、反対側の席に誰かが座った。見ていると席を案内してくれた女性店員だった。


「えっと、なんでしょうか?」

「いや、ウチの甥が楽しそうに話してる子が気になってね」

「甥と言う事は、坂雪くんの伯母さんですか?」

「いや、まさにその通りよ。シノがどんな女の子と話してたか、興味があってね」

「話してと言っても、そんなに話してませんよ」

「いや~、ウチの甥が女の子と話してる事自体珍しいから、あんな外見だから余計にね」


まぁ、確かに外見だけ見たら不良と間違えられるお思う。僕だって最初は日の不良と疑ってしまったし。


「あいつもね、自覚はあるみたいだから。あんな甥だけど、仲良くしたってな。あと、バイト募集中だから」

「えっ、ははい。こちらこそよろしくお願いしましす」


坂雪くんの伯母さんが仕事に戻るまで、談笑した。

次回予告

ハル「ここの和菓子美味しいよ」

シノ「それはよかった。店のオススメだからな」

ハル「自家製だったけ?」

シノ「まぁな。作るのは面倒だけど」

ハル「そうなんだ。次回予告『お母さんは鬼になる』。…ななにこれ?」

シノ「そのままの意味じゃないか?」

ハル「!Σ( ̄□ ̄;)」


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