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僕ッ娘には訳がある!  作者: シノシノ
第三章 高校二年生
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留守番?

学校が終わって、自宅に帰ってみるとお母さんが旅行用を携えて外に行こうとしてた。


「あれ?お母さんどこか行くの?」

「ハルちゃん、昨日話したのですよ~」


昨日は新作を読んでいたから、まるっきり聞いてなかった! でも聞いてないと言う事なら重要じゃないよね。


「お父さんがちょっと行方不明になったので、探すのですよ~」


うん、かなり重大な事だった…………行方不明ってなに!?お父さんでの仕事はイン○ィー・○ョーンズよろしくじゃないけど、民族学者だったよね。なんで行方不明なんか……。

でもその間って…。


「その間は僕一人?」

「それについては心配ないで大丈夫ですよ~。千鶴に話しを付けてるのですよ~」


いや、なんでシノくんのお母さんと知り合ってる………クリスマス会でか。なら、なんで親しいのさ!?


「話しを着けたというけど、それも昨日話してたのかな?」

「それは話してないですよ~」


話してないかい!袖中くんじゃないけど関西弁になった。


「それでどうゆう話しなのさぁ?」

「それは千鶴の所にしばらくお世話になるですよ~」

「…………………………ハァ?」


なんでシノくんの所にお世話なるんだ!? そうゆう話し!?


「いや、なんでそうなってるの!?」

「お母さんが頼みました」

「それはわかるよ!」


なにかあったらどうするんだよ…………別に間違えは起こすつもりはこれっぽっちもないよ。


「女の子を一人にするのは心配なのですよ~」


それは………それもそうか。心配してくれるのは嬉しいだけど、別の心配はしてないだね。


「シノくんなら大歓迎ですよ~。 避妊しなくてもいいですよ~」

「そんな事はしないよ!」

「千鶴も仕事で忙しいらしいですよ~」


それって…………シノくんと……………。


「二人っきりですよ~。新婚さんですよ~」

「し……し…し新婚さんなんて」


悪くはないかもと思ってしまう僕がいた。それは認めてもいいかな。だってね、シノくんならいい夫、父親になりそうだもの。

シノくんと二人っきり~……料理とか作ってあげたりとか。


「料理を教えてよかったですね~」

「うん、お母さん感謝してます」


まぁ、心配事もあるんだけど……シノくんの所に厄介になる方向に進んでるのはすっかり忘れてた。

次回予告

千鶴「シノ、ちょっと伝える事があるだけど」

シノ「ん? 一体なんだ?」

千鶴「ハルちゃんが泊まりにくるから」

シノ「はぁ!? なんでそうなってんだ!」

千鶴「それはハルちゃんが来てから聞いてちょうだい」

シノ「どうゆう事だよ。次回予告『晩御飯』」

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