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01 始まり

ド素人が書いた初めての作品です

暖かい目で読んでくれると嬉しいです涙


高校に入学して3ヶ月僕、朝比奈シノブ

気になる人が出来ました



短髪で背が少し高くて綺麗な顔つきで笑うと右側にえくぼが出来てかわいい野球部の男の子 大月レイくん

密かに仲良くなりたいなと思ってたけど、彼、大月くんは野球部以外の人達とあまり話さない

基本的に静かな人






そんな彼と話すようになったのは7月のちょうど夏服を着るようになった頃だと思う






中学で人が多いのが嫌になり田舎の高校に入学した

2クラスしかなく生徒よりも教師の方が多い学校だ

僕の家から学校まで電車で2時間

毎日、5時に起きて6時の電車に乗って通っている



そんなある日

その日は、何となく学校に行きたくなかった

かと言って家にいても家族に心配されると思って

1本電車を見送って7時の電車に乗った

見慣れない制服の学生達が乗って来ては、各駅に降りて行くのをぼーっと眺めながら窓にもたれ掛かるように

僕は座っていた

1時間も走れば制服を着ているのは僕だけになった

窓の景色も角張ったグレーの建物達から太陽が反射してキラキラして見える川や緑色の木々に変わっていく

この電車の窓から見える景色が僕は好きだ

そんなことを思いながら景色を眺めていたら

川の近くに大月くんが居た


え、アレ?大月くん?本物?

なんで居るんだろう?学校は?!


気になってしまった僕は咄嗟に川の駅で降りてしまった


あ、勢いで降りちゃった

これ大月くんの所に行っておはようなんて言ったらキモイかな、なんでお前居んの?みたいなそんなこと言われちゃうかな、わー、どうしよう



駅のホームを見渡すと僕以外誰も居ない

それもそうここは田舎だし

駅員さんも居ない所謂無人駅ってやつだ

次の電車も1時間後だし

とりあえず、ベンチに座って考えることにした



今日は何となく学校に行きたくなくて

川でも見て気分をリフレッシュしようと川の駅に降りたら偶然、大月くんが居た!

よし!それで行こう!

もしかしたら仲良くなれるチャンスかもだし

これをきっかけに友達になれるかもだし!


そう思い、気合いを入れ、駅のホームを出た僕は大月くんがいるであろう川へ向かった




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