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第156話 新しい従魔(レベル80)

◆ダンジョン平原(スタート地点??)

カーナ視点


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◆名前▪▪▪▶カーナ▪アイーハ

◇レベル▪▪▶80

◇素性▪▪▪▶現代日本からの転生者。(元VRゲーム【フローラ▪フェアリー▪オン▪ライン】のアバター、花妖精として異世界に転生してしまった社畜、愛原 かなえ。享年29歳)

◇容姿▪▪▪▶金髪▪碧眼▪白い肌▪長耳▪背中に蝶の羽根(レベルで色変化、初期、銅色)▪美幼女

◇身長▪▪▪▶10センチ

◇衣服▪▪▪▶春のワンピース(淡ピンク)

◇種族▪▪▪▶花妖精(妖精族新種)

◇性別▪▪▪▶女

◇年齢▪▪▪▶1歳(寿命▪未設定)

◇身長▪▪▪▶10cm

◇体重▪▪▪▶秘密

◇バスト▪▪▶絶壁(成長次第)

◇ウエスト▪▶これから(さあ?)

◇ヒップ▪▪▶まだまだ(ガンバ)

◇特技▪▪▪▶タンバリン応援(?)

◇スキル▪1▶亜空間収納

◇スキル▪2▶言語理解

◇スキル▪3▶銀鱗粉【回復】

◇スキル▪4▶【小さな箱庭グリーン▪サンクチュアリ】

《範囲∞ (但し気力100以上が必要▪現在気力値47/100)》

◇スキル▪5▶お煎餅の(ログハウス)

《毎日お煎餅が出るお茶請け皿/バスタブ温泉セット(ウォシュレットトイレ/泡ジャグジー/シャンプーリンス付き)》

◇スキル▪6▶ご褒美セット

◇スキル▪7▶テイマー

《従魔▷聖獣フェンリル(個体名ヒューリュリ)/聖獣雪ウサギ(個体名いっぱい……)/魔獣コッコドゥ(個体名テバサキ)/魔獣ペリーカン》(個体名?)

◇スキル▪8▶花召喚

《召喚可能▷ガーベラ/チューリップ/オオイヌノフグリ/フリージア/エーデルワイス/菜の花/ヒヤシンス/大根の花/大根(根)(ぬか漬けセット付)/向日葵(ひまわり)◇お茶の木◇大麦(ビール&パンセット付)◇ホップの木》

◇スキル▪9▶妖精召喚

カーナの煩悩が限界突破上限を越えた時、無意識に異界(妖精界)から欲しい妖精を召喚できる。《煩悩ゲージ:323/300》

(煩悩限界突破中/次回限界突破上限500)

◇召喚済み妖精▪ビール妖精(モルト君)

◇スキル 10▶方■■痴(■■■)

◇スキル 11▶植物操作(植物の成長▪促進が可能。場合により操る事も可能)

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いつの間にかレベル80になってます。

レベルには実感も何もないのですが、いつものお約束みたいなものでしょうか。


そしてスキル、テイマーの従魔欄に新しい魔獣の名前が刻まれてます。

どれどれ?あ、ありました?!

は?


新しい魔獣は《ペリーカン》となってます。

ペリーカン???

ペリカンを適当に延ばしたらペリーカン?

ペリカーンでもなくペーリカンでもなくペリーカン。

何かの缶詰めみたいな名前になっちゃってますがここは地球ではありませんので、これがこのペリカンさんの正式名称という事になります。

一応誰かが真面目に名付けてるんでしょう。

真面目なの?



「グワーッグワーッグワワ!」



いやいや、それにしても無駄にうるさい魔獣です。

本当に迷惑なペリー。

言いづらいので短縮です。

あ、もちろん浦賀に来た人とは違います。



「カーナさま、耳が痛いです」

「カーナたん、ペリーは随分とうるさい生き物なのじゃ」

「はあ、まったくだわ」

「でもカーナおねえさま。おねえさまの従魔になったなら、ある程度の意志疎通が叶うのでは?」



そうなのよね。

グルちゃんの言う通り何だけど、何だかテバサキの時とは勝手が違うのです。



「それがね、グルちゃん。まったく話しが伝わってこないのよ」

「伝わってこない?それはカーナおねえさまに反発しているという事ですか?」

「反発?」

「はい。ペリーは何か納得いかない事があって、まだ正式におねえさまの従魔になっていないという事です」



納得いかない事?

ペリーが納得いかない事って何ですか?

黒船に乗ってないから?

でも、こんな平原では船を浮かべる術もありません。

せいぜい泥遊びで作る船が関の山。

いや、それじゃ《泥船》です。



「うーん、でもステイタス欄には記載されてるんだよね」

「ステイタス………おねえさまのスキルですか?」

「え?グルちゃん、ステイタスが見えないの?」

「ステイタスって何ですか?」

「レベルとかスキルとか、自分の能力などが分かるステイタスボード画面なんだけど、ほら、ここに浮いてるのがそうなんだけど」



私の言葉にグルちゃんは首を振りました。

え、これは私だけしか見えてない?



「恐らくですが、それはカーナおねえさまの固有スキルなのかも知れません」

「固有スキル?」

「つまり、おねえさまだけのスキルです」



なるほど。

私は今までステイタスボードは誰もが持っている能力と勘違いしてましたが、私だけにしか使えないものでしたか。

確かに何となくでしたが、このステイタスは他人には見せたくないなと思うもの。

だって恥ずかしいじゃないですか。



「で?アンタは何が不満なの?」

「グワーッグワワ、グワーッ」

「腹抱えてグワグワ言われても何も分からんわ」



ぐぅ~っ


何かの音がしました。

ペリーが何か恥ずかしそうに俯きます。



ああ、やっとペリーが望んでいる事が分かりました。


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