表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Additional Time  作者: 口羽龍
26/27

26

 電車は舞浜駅にやって来た。島式ホームは多くの乗降客でごった返す。いつもの光景だ。舞浜駅に降り立つと、3人は息が高ぶった。いよいよ東京ディズニーリゾートに来たんだと感じると、ワクワクしてくる。


「さぁ、着いたぞ!」

「わーい、ディズニーランドだ!」


 凛空は喜んでいる。凛空の表情を見て、亜希子は笑みを浮かべた。凛空の笑顔なんて、何日ぶりだろう。まだ来ていないけど、来てよかったなと感じる。これから楽しい1日が始まる。


「嬉しいよね!」

「うん!」


 2人も同様だ。いつになっても、ディズニーリゾートはあこがれの場所だ。家族みんなで楽しめる。そして、みんな笑顔になる。これが遊園地の魅力だろうか?


「行きたいと思っていたが、本当に来れるとは」

「今日はいい思い出を作ろうね」

「うん!」


 3人は改札を抜け、駅舎の外に出た。目の前にはモノレールがあり、窓がミッキーマウスの形をしている。それを見るだけで、ワクワクする。東京ディズニーリゾートは目の前だ。


 3人は入場券を買うために、行列に並んだ。目の前には多くの人が並んでいる。3人ともワクワクしている。


「すごい人が並んでるね」


 凛空は驚いた。これが東京ディズニーリゾートなんだな。これからいろんなアトラクションに乗って、楽しむんだ。


「いつの日も、ディズニーリゾートは人気だね」

「ああ」


 並んで10分ぐらいで、3人は入場券を購入できた。今日は思いっきり遊ぶ。そして、いい思い出を作るんだ。


「やっと購入できた!」

「じゃあ、行こうか」

「うん」


 3人は東京ディズニーリゾートの中に入った。中にも多くの人がいる。その多くは家族連れだ。子供たちは喜んでいる。自分もこれからその喜びの輪の中に入るんだと思うと、思いっきり楽しまなければと思う。


「ディズニーリゾートは何年ぶり?」

「6年ぶりだわ。その頃はよかったわ。だけど、凛空は覚えていないの」


 凛空は物心つく前に行った事がある。全く覚えていない。実質行くのは初めて見たいな感じだ。


「そうなんだ。僕は中学校の修学旅行で行ったっきりだな」

「ふーん」


 2人は修学旅行で行った時の事を思い出しながら、ワールドバザールを進んでいく。ここでは買い物ができるが、それはアトラクションの後にしよう。まずはアトラクションを楽しんでから、その余韻とともに買い物をしよう。


「とにかく今日は楽しもう!」

「そうだね」


 ワールドバザールを抜けると、目の前に城が見える。シンデレラ城だ。ディズニー映画の最初にも登場する城だ。


「シンデレラ城だ!」

「本当だ!」


 3人は、生で見るシンデレラ城に興奮した。何度も見ているのに、何度見ても興奮する。どうしてだろう。いつの時代になっても憧れなんだろうか?


「やっぱり、ディズニーと言えばこれだね」

「うん」


 3人とも見とれていた。特に凛空は、物心ついてから初めて生で見るシンデレラ城だ。生で見るとこんなに素晴らしいとは。東京ディズニーリゾートに来てよかったな。


 と、凛空はあるものを指さした。それは、ウエスタンリバー鉄道だ。2人は小学校の頃に乗った事があるが、中学校の修学旅行では乗っていない。ほとんど絶叫マシンばかりだった。


「あれ乗りたい!」

「ウエスタンリバー鉄道?」


 2人は喜んだ。ウエスタンリバー鉄道もなかなか魅力的だな。家族で仲良く乗るのなら、こっちだ。


「うん」

「なかなか面白そうだね。僕も小学校の頃、乗ったなー」


 2人は小学校の頃、両親と乗った時の事を思い出した。とても楽しかったな。まるで日本ではないような光景が広がっていて、とても興奮した。


「そうなんだ。私も乗ったわ」

「今度は3人で乗りたいね」

「うん」


 3人は列に並び始めた。絶叫マシーンほどは並んでいないものの、並んでいる人は結構いる。このアトラクションも、いつの時代も人気だな。


 10分ぐらい経って、ようやく順番が回ってきた。カラフルな蒸気機関車がカラフルなオープンデッキの客車を引っ張っている。これぞ遊園地の乗り物って感じだ。


「やっと順番だ!」

「乗ろう!」

「うん!」


 3人はウェスタンリバー鉄道に乗った。椅子は木目調で、少しクラシックな感じだ。


「さぁ、しゅっぱーつ!」


 出発すると、ウェスタンリバー鉄道はジャングルの中を走っていく。時々、野生動物の鳴き声がする。


 しばらく進むと、右手にはスティルウォータージャンクションを通過する。ここは開拓者たちが荒野の旅を続けるにあたり、駅馬車やボートへ乗り換える場所だが、ウェスタンリバー鉄道はここを通過していく。3人は食い入るようにその風景を見ている。


 その先には、インディアンの部族の生活風景が広がっている。小学校に行った時も、修学旅行で行った時もこの風景を見たな。いつの時代になっても見とれてしまう。どうしてだろう。


「いつになっても楽しいね」

「うん。凛空も楽しんでいるようで」

「いい思い出だね」


 しばらく進むと、開けた場所に出た。多くの客が歩いている。川が流れ、スプラッシュマウンテンが見える。このアトラクションも乗りたいな。


 その先には、ビッグサンダーマウンテンが近づいてきた。これは絶叫マシンだ。ここは小学校の頃に乗ったな。とても楽しかった。もう乗ったけど、また乗りたいな。しばらく進んでいくと、絶叫マシンが猛スピードで近くを通り過ぎている。乗っている人は興奮している。自分のその輪の中に入りたいな。


 その先にはトンネルがあり、恐竜の世界が広がっている。恐竜の好きな凛空は興奮している。それを見ると、今度は福井県の恐竜博物館に行ってみたいと思えてくる。


 トンネルを抜けると、そろそろ終点だ。短い旅だったけど、とてもいい思い出になった。


「楽しい!」


 降りた凛空は興奮している。2人は喜んでいる。ウエスタンリバー鉄道に乗ってよかったな。


「凛空にも喜んでもらえてよかった」


 3人はウエスタンリバー鉄道を後にして、次のアトラクションに向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ