五、〈大都〉施設の紹介
五、〈大都〉施設の紹介
こちらでは〈大都〉エリア内の施設を紹介する。全体的に見れば、〈大都〉は機能が完備しているプレイヤー・タウンで、各種の施設も揃っている。『ログホライズン』に登場するほかのプレイヤー・タウンを参考してもいい。
ギルド会館
〈大都〉中心部の広場に位置する一棟の目立つビルで、建物の前の丸い形範囲に噴水がある。周りにはプレイヤー・タウン機能に関わるNPCたちが設置されている。
地球世界の「人民大厦」に相当する。つまり上海市政府が所在地であって、ただし、ゲーム内の外観はそれの全然違う。
銀行
〈大都〉の銀行施設については、この二次創作は設定しない。〈アキバ〉を参考して、〈ギルド会館〉の中に設定しも良い。また、いくつの銀行施設が存在すると設定しても良い。参考でいえば、地球世界の上海の『外灘』や『浦東陸家嘴エリア』には多くの銀行の建物が存在する。
タウンゲート(都市間ポータル)
〈大都〉が広いため、タウンゲートは一つのみではない。しかし、〈真穿事件〉後、世界のほかの地域と同じように、こちらのタウンゲートも停止している。
〈光啓堂〉
〈大都〉の大神殿であり、つまり〈冒険者〉の復活場所である。地球世界の上海の「徐家匯天主教堂」に相当する。
〈龍柱〉
〈神代〉の高架橋遺構の下に、一本の別段で太る石柱がある。他の橋柱は地味で何の模様がない、しかも細い。この一本の柱は断面が大きくて、外も金色の龍の模様が付いている。地球世界にも、『エルダー・テイル』の世界にも、これはミステリーな柱である。これが地下の龍脈と繋がって、あるいは街の地下エネルギーの根源と繋がっていると言われている。地球世界の「上海延安路高架龍柱」に相当する。
〈エルダー・テイル〉では、〈大都〉の〈供贄一族〉の地下宮殿の入り口として設定されている。開くための合言葉は「龍騰万里・日月同輝」だと言われている(未検証)。
(日本語読者ための説明:龍柱は上海の一つ都市伝説だ。高架橋の唯一の龍の模様の彫刻がある柱であるため、この柱を巡って色々迷信的な話がある。地下に龍脈があることや、この柱を立てるために、一人の年寄りの坊主さんが祈願の儀式を行って、後ほどこの方が成仏したと言う。この迷信を打破するため、当時の建築専門家がその別段な太さについて原因を説明して、龍模様の彫刻の創作者趙志栄氏も創作意図を説明してくれだ。この龍の彫刻作品のタイトルは「龍騰万里・日月同輝」である。)
〈セイレーン工房〉
〈大都〉の中に新しく築かれた工房である。建物全体は楕円形の円柱で、出入り口は大きな木製扉である。中はスチームパンク的な草薬学の魔法研究所であり、魔法のライトがオレンジ色で暖色系である。この建物は亜人族〈星人魚〉たちが経営していて、彼女たちが普段、コーヒー色のエプロンを着て、冒険者のために、様々な特別な能力調整効果があるダークブラウン色のポーションを調製している。
木製扉の外の上に、そして内部の色々なところには、〈星人魚〉一族の女帝である〈無眠のセイレーン〉の肖像画が飾れている。下述のような画面が、誰でも一度もスクリーンショットを撮ったことがないが、プレイヤーさんの間に、こういう伝説がある——肖像画のなか〈無眠のセイレーン〉が額縁にだんだん近くしていて、つまり、その顔がだんだん近くて、大きくなる。彼女の顔が肖像画の画面のいっぱいになる時、〈星人魚〉たちがここで神秘の儀式を行って、女帝〈無眠のセイレーン〉の降臨を迎えて、レア品があるレイドクエストを開放すると言われている。
地球世界の上海の「スターバックス・リザーブ・ロースタリー 」に相当して、リアルとゲーム世界のコラボという形で、スターバックスが華南電網公司と一緒にイベントを展開している。ゲーム中の実装開始された時間は2017年12月末だ。
〈文昌物華街〉
無名な街区であり、入り口の楼門遺跡の上に、ぼんやりした「文昌物華」の字が書かれているため、この名前で呼ばれている。〈桜の樹の下には鴿が埋まっている〉(後に説明する)というギルドをはじめとする〈冒険者〉職人たちがこの場所を商品、道具の売り場として利用していて、街並みが雑乱だが、雰囲気が親切だ。
地球世界の上海の「文廟」に相当する。
電視台遺跡
地球世界の「上海電視台」(上海テレビ放送局ビル)に相当する『エルダー・テイル』での遺跡で、中には〈神代〉の通信用機械が残っているかもしれない……かなぁ?
〈月笙館〉
プレイヤーギルド〈月笙〉のギルド建築で、後の『【特別篇】光と闇:両方の秩序とも失われた〈魔都〉』で詳しく説明する。