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スワンダーフォーゲル 第四話

アカデミア編です。

だいぶ長編になってしまいました。

 翌朝、治療を受けている施設に俺宛の手紙が届いた。


 手渡され裏返しにして送り主を見ると、その手紙は『アルク・ワイゼンシュタイン』というところから送られたもののようだ。どこかで聞いたことのある名前だ。

 封を開け中味を読んだ。


『やあ、イズミ。突然お手紙を送りつけてしまい大変申し訳ございません。さっそく本題ですが、あなたの研究を私たちのビブリオテークに保存しませんか? 

 あなたの研究を一度遠くから拝見させていただきました。いてもたってもいられず今回ご連絡を差し上げる次第となりました。その偉大なる研究の成果をぜひ私たちアルク・ワイゼンシュタインで管理させていただけないでしょうか?・・・』うんぬんかんぬん


 ずいぶんと馴れ馴れしい書き出しだ。

 送り主のアルク・ワイゼンシュタイン、そういえば先日オージーが最初に説明してくれた有名なビブリオテークの一つにあったような気がする。きっと何かの間違いだろう。俺は研究をしていない。やっていることと言えば危ない魔法を計測装置に向けてぶっ放しているだけだ。

 それにしても、どこから研究の手伝いをしている話や俺の所在地についてが伝わったのだろうか。その後も何かたくさんのことが書いてあるが朝の時間は少ない。もうすぐカミュが来くるころで、一緒にフロイデンベルクアカデミアに赴きオージーの実験を手伝わなければいけない。

 とりあえずどうでもいいので、読むのは後回しにしておこう。俺は手紙を封筒に戻し、机の引き出しの中に入れた。


 その後カミュが来て俺たちはアカデミアのオージーのもとへ向かった。

 ほとんど夏になった朝は、まだ時間は早いが気温はすでにだいぶ高い。夜の余韻が残ってまだ涼しい校舎内を歩き教室へたどり着いた。


「おはよう、二人とも。相変わらず早いね」


 オージーは一番乗り来て教室を掃除していた。自宅に帰ったのか、服装は綺麗になっており、髪もぐしゃぐしゃではなかった。


「今日からシーグバーン先生も実験を手伝うことになった。イズミくんの移動魔法でもう少し多く機材を運んでやることにもした。勝手に決めて申し訳ない」


 少し後にアンネリが教室に来た。オージーと同じように綺麗になっていて、髪はきちんと整えられ濃すぎないナチュラルメイクもしていた。


「おはよー、イズミ、カミーユ。あとついでにメガネ」

「アンネリ、おはよう。よく眠れたかい?」


 むぅ、とむくれてアンネリは顔を赤くした。オージーは続けた。


「今日から実験にシーグバーン先生も参加することになった。来る前に準備をしよう」


 それを聞いた途端、紅潮していたアンネリの顔は生気を失いみるみる青くなっていった。


「は? ウソでしょ? なんで!? わたしたちと研究の系が違うのに! どうしてそんなことになったの!? ありえない!!」

「実験に関しては彼が一番的確なのだから、手伝ってもらえるのはいいじゃないか。昔のことは仕方ないだろう。悪いのは彼じゃないんだから」

「ちがっ! そうじゃない! そんなことじゃ……オージー……」


 アンネリは口を開けてうなだれ、すがるようにオージーに手を伸ばした。

 ため息をするオージーは準備のために部屋を出て行った。シーグバーンが来るころにはすべての準備が終わっていた。


「いい、いやぁイズミくんたち。準備も整っているようだね。ぼくも実験に持っていきたいものがあるんだ。大丈夫かい?」

「構いませんよ」


 俺がそう伝えるとシーグバーンは引きつった笑顔で応えいそいそと準備を始めた。

 荷物が大きく増えたのでポータルを教室内で開き、直接訓練施設へつなげることになった。俺は先に受付を済ませ施設内への入場許可を得た後、場内へポータルを再度開き荷物を搬送した。施設はいくら使ってもタダなので、期限である週末まで借りることにした。ある種の職権乱用のような気がしないでもないが、ランドリソースは使わなければかわいそうだし、もったいないということにしておこう。


 これから再度データを取るための実験が始まる。実験機材が増えたから何か変わることがあるのかといえばそうでもない。俺はこの間の魔法を唱えればいいのだ。

 計測器のほうにはアンネリが、回収装置のほうにはオージーが、そしてよくわからない何かを離れたところでシーグバーンがそれぞれに準備している。先日の実験でやはり危ないと感じたのか、オージーとアンネリが担当を交代したようだ。いずれにせよ俺がコントロールを失えばみんな死ぬのはかわらないのだが。

 オージーは遠くのほうから両手で大きな丸を作りゴーサインを出した。アンネリの声でイズミ、はじめてーと聞こえた。俺は魔法を唱え始めた。



 それから数日間、実験と解析の日々が過ぎた。

 実験の後、すぐに帰るのではなく解析にも少し顔を出すことにした。


「オージー、違うって。それじゃ比較にならないって」

「そうだが、これでは初期条件をまた変更しないといけないよ。今回はボクとアンネリが立場を交代したから条件に差が出そうだが……よしとしよう」

「確かにそうね。コントラストは変えても問題ないはずだから、とりあえずあの老害に出すときはごまかしましょ」

「アンネリ、その言い方は良くないよ」

「うるさい! さっさとやるわよ」


 紙に書き殴りは捨てを繰り返す二人。カミュは二人のやり取りを聞いているとき、険しい表情をして腕を組んでいる。先日お昼を食べているときに言っていたことを思い出すと、やはり二人のデータの扱いが気に食わないようだ。



 1日に何度も魔法を使ううちに力加減がわかってきた。

 最初の一回からずっと全力で放っていたので試しに出力を抑えてみたところ、計測をしていた3人からめちゃくちゃに怒られた。やはり条件は揃えたいらしい。出力計測器のデータの読み方をオージーから簡単に教えてもらい(結局のところアンネリの解説で理解した)確認するようにした。それで俺の実力のほどを理解した。まだいけそうな気がする。


 実験して解析、実験して解析。解析のたびにカミュは無言になっていく。その様子を気にすることもなくデータの大筋がまとまっていき、説明に必要なグラフや図が完成していった。


 グリューネバルトの指定した期限毎に報告をしていき、3回目の報告の時が来た。

 これはいけると感じたのか、オージーは意気揚々とグリューネバルトの部屋へ向かった。

 相変わらずの緊張感の中でドアをノックすると中から入れと声が聞こえた。オージーが失礼しますとドアを開けるといつものように険しい顔をして奥の椅子にグリューネバルトがいた。


 夏の風が外から吹き込み、長年の色のついたカーテンが揺れている。動く扉が起こす風で埃が舞い上がる。暑さゆえに窓を開けているからかだろうか。入ると部屋がどこか広く感じた。そして気のせいかもしれないが、部屋からは書類の山が少し減っている。


 毎度のように分厚くなっていくオージーたちの書類を何も言わずに受け取ると、すでに読んだところは省き新しく追加されたところだけ猛スピードで追っていく。

五分ほど経過しただろうか、口を開いた。


「この程度の結果から作った論文でアクセプトするようなビブリオテークは町の有象無象程度だ。そんな引用数も低くていい加減なところに高い金を払って保存させるなんぞ許さん。どうしてもできないと言うなら数値をいじくれ。もちろん不正にならんようにな」


 突然カミュがオージーと俺を押しのけ前に出た。


「私は話を聞いていて思ったんですが、それはデータとして正しいのですか?」


 腕を腰に当てグリューネバルトを見据えて言い放った。データの扱いが気にいらずアカデミアにいる間は明らかに口数が少なかった彼女の、我慢していた思いがついに決壊したようだ。見据える目は強くグリューネバルトを突き刺す。


「カ、カミュ! シッ!」


 研究を指導し進めていく教授のような立場の人にそれを言ってはいけない。俺は思わず彼女の腕を引いて、立ちはだかるのをやめさせようとした。

 書類をおろしゆっくりと顔をカミュのほうへ向けるグリューネバルトは負けずとも劣らず、すさまじい眼光で睨み返している。

 緊張感が常にある部屋の空気はさらに険悪なものになり、鼓膜が痛くなるほどに張りつめた。誰も動くことができない。


 音一つない睨み合いが続いた後、

「……貴様ヴィトーの娘か。人の欲をかき集めて生きる、金しか扱えない卑劣な輩がしたこともない研究を語るな。土地でも転がしていろ銀行屋」

 とグリューネバルトが口を開いた。


 グリューネバルトの言葉にカミュの眉間がぴくりと動いた。彼女は怒りに任せて相手を切り捨てるような人間ではないが、いまにも背中の大剣を抜き切り殺してしまいそうなすさまじい殺気を帯びている。彼女を抑えなければいけない。このままではオージーたちに迷惑がかかる。


「カミュ、一回出よう。グリューネバルト卿、一度失礼させていただきます」


 俺は強引にカミュの手を引いた。振り払われそうになったが、無理やりつかみ部屋を後にした。怒りのあまり肩が上下に動く彼女をできる限りその場所から遠くへ放すため、建物の外へ出た。日陰の石垣に二人でかけてしばらく黙って風の音を聞いていた。時折、もはや聞き慣れた奇声や爆発音が聞こえたり、八本の足を器用に動かして走り回る黒い犬とそれを追いかける学生が目の間を通過したり。


「腕を強くつかんでごめんね。大丈夫?カミュはやっぱり我慢できない?」


 話かけると彼女は拳を強く握った。


「腕は問題ないです。私を止めていただいてありがとうございます。でも、私には無理です。いい加減なことをしているとしか」


 下唇を噛んでいる。言葉にはしないが、実家を馬鹿にされたことも彼女を傷付けたに違いない。

俺は彼女を励ますため、そして納得させるための言葉を選んでいた。研究なんてそんなもんだよ、違う。融通が利かさなければいけないんだよ、違う。

 フロイデンベルクアカデミアに来てからよく思い出すようになった大学時代。しかし、俺自身が見てきたものの中には彼女に伝えることのできるものは何一つなく、選んでいるうちに静かな時間は無駄に過ぎていった。



 しばらくした後、オージーとアンネリが外にいた俺たち二人を探しに来た。

 近づいてくる様子を見るや否やカミュは立ち上がり腕を組んだ。


「イズミ、体はもう大丈夫ですか? 私はもうここにいたくはありません。体に問題が無くてイズミさえよければ帰らせてもらえないでしょうか?」


 俺の体はもう悪いところはないように感じる。実験で唱える魔法も安定しているし、暴発の可能性も少ない。彼女がいなくても大丈夫だ。しかし、どうしてかわからないが帰っては欲しくなかった。


「カミュ、いてくれないかな?」

「どうしてもですか?」

「出来れば。俺は昔、大学っていう教育研究機関みたいなところにいたことがある。そこで見てきたからオージーたちのことはなんとなくだけど理解できるんだ。カミュにはつらいかもしれないけど、ひと段落つくまででいいから見届けてもらえないかな?無理にとは言わないよ。もし離れるならストスリアの町の訓練施設で訓練をしていてくれるとうれしいな」


 眉間にしわを寄せるカミュはどことなく嫌そうだ。自らの信念を曲げろと言うのに等しいからそれは尤もな反応だ。腕をほどき、再び石垣の俺の横へ腰かけて足を組んだ。


「仕方ないですね。イズミがそう言うなら。ただ、今後必要性が無いと判断したらその時は訓練施設にいます」

「そう? ありがとう」

「いえ、あなたは私たちのリーダーです。自分の考えで動き出す前にまずあなたの考えを聞いて行動します」


 話しているウチにオージーとアンネリが傍まで来た。


「二人とも待たせて申し訳ない。怒られてしまったよ。ははは」

「笑いごとじゃないわよ! それにあんた、なんてことしてくれるのよ、まったく! いつもの倍怒られたじゃないの!」


 アンネリがため息交じりに話している。続けて


「それにしてもさすがヴィトー金融協会の頭取の娘だけあるわね。あの老害に食って掛かれるなんて。名前がたまたま同じなだけだと思ってたけど本当に娘だなんて驚いたわ」


 腕を組んでそっぽを向くカミュ。それにふん、なによと悪態をつくアンネリ。


「カミーユさんが怒るのも仕方がない。ただ、ボクたちにも難しいことが多くてね。最初は良く憤慨したものだよ」

「私はリーダーの指示に従っているだけです」


 組んでいた腕を強く結んだ。



 四人で並んで石垣にかけて話をしていると、シーグバーンが俺たちのところへ来た。


「き、きみたち、どうやら怒られてしまったようだね。今日はもう解散にしたほうがいい。ゆっくり休んだほうがいい。根を詰めてはい、いけない」

「そうですね。カミュ、町に戻ってご飯でも食べに行こう」


 カミュはそれに黙ってうなずいた。


「ど、どうだね。アナ、町でご飯でも食べに行かないかい」


 解散の空気の中、シーグバーンがアンネリに話しかけている。


「わたし、イ、イヤ……」


 服の袖をつかみ、後ずさりしている。反応が少し大きいような気がする。何か嫌なのだろうか。


「そ、そんなこと言わずにさぁい、行こう」


 シーグバーンはアンネリに歩み寄る。それを見ていたオージーはアンネリに話しかけた。


「アンネリ、たまにはいいじゃないか。ボクも行くよ。イズミくんたちもどうだ?」

「行きましょう。カミュはどうする?」

「ご飯だけなら付いていきます」


 五人でストスリアの町へ行くことになった。





 フロイデンベルクの学生は町から離れているところにいるのがほとんどで、町のことはあまり詳しくない。いつかカミュと訪れた店に入ることにした。

 席についてそれぞれに食べ物を注文した。出てくるまでの間に俺はあることを思い出した。シーグバーンの過去のことをオージーが何か言っていたことだ。


「あの、お聞き辛いのですが、シーグバーン先生は昔何かされたいのですか?」

「イ、イズミくんそれはまずい。先生、すいません」


 オージーが気まずそうに話を遮ろうとした。しかし、シーグバーンはすこしばつが悪そうな顔をした後話を続けた。


「いやはや、き、聞かれてしまったね。オージーくん、良いんだよ。話させてくれ」


 水を一口飲むとシーグバーンは話し始めた。


「ぼ、ぼくはあちこちの研究所を転々としていてね。学術業界の中ではあまりいい評価はないのだよ」


 クリストフ・シーグバーンと言う男は更新の必要な年数、だいたい5年おきに施設を移っていると話した。なぜ彼が更新できなかったのか。それは論文を提出しようとしたビブリオテークの問題と言うことらしい。

 かつて彼が所属していた多くの組織のボスたちは彼の実験を認めず、更新をさせるためだけにどうしようもないビブリオテークに論文を提出させようとしていた。中には保存をするために必要なお金が莫大なところに提出させようとした。

 実はそこはその金銭を巻き上げるだけを目的とした性質の悪いビブリオテークで、保存されることなく消滅した論文もいくつもあるらしい。そこはやたらとアクセプトのハードルが低く早いことや、オープンアクセスのような形式(日本、地球ではウェブ上の論文雑誌を無料で制限なしに誰でも見られることをオープンアクセスと言う)であると言ったあまりにもいい条件を提示してくるのだ。名前も有名なビブリオテーク似せているところもあり、勘違いしてしまう人もいる。


「ぼ、ぼくは自分の実験成果をそんなところに提出したくない。そんなことをしたら発見が小さいものであっても永久に失われてしまうんだ。だから出すことを拒否し続けたんだ。おかげで性質の悪いビブリオテークにはく、詳しくなったよ。はは、ははは」


 研究者だけでなく誰でも見られる、素早いアクセプト、それを理由にした高額な料金、しかし蓋を開けるとずさんな管理。さらに性質が悪くなると、論文そのものを保存すらしないところもある。

再び大学にいたころを思い出した。そういった学術雑誌をハゲタカジャーナルと呼んでいた。ハゲタカジャーナルならぬ、ハゲタカビブリオテークということだ。


 ハゲタカジャーナルに乗せてしまう理由は、経験の浅い若い研究者が知らずに載せてしまったり、他所で断られて自信を無くしてしまわないように確実に載るそこを選んでしまったり等がある。次期契約更新のノルマ達成を急かされ、間に合わなくなったときにその条件を満たすために、多少金額が張っても提出する人も多い。それでもアクセプトはされたと認められてしまうのだ。それはこの世界でも起きている。


「もちろん、有名でなくてもそういったビブリオテークではないところもたくさんある。実はぼ、ぼくは今まさに契約更新で困っていてね。で、でもグリューネバルト卿はぼくに論文を出させたくないみたいで、ね」


 グリューネバルト卿は例にもれず権威主義者だ。有名なビブリオテーク以外には出させないという方針なのだろう。


「ぼ、ぼくは更新したいんだけど、それができなくてね」


 仕方なさそうに笑うシーグバーン。

 グリューネバルト卿は、契約更新はするように言う、だが有名でなければいけないと矛盾した要求を出す。期待と言う名のパワハラではないだろうか。


「し、しかたないよ。ぼくたちにはどうすることもできないんだ。だからぼくはこれからどうしようか悩んでいるんだよ」


 話が終わると空気が少し重たくなってしまった。終始アンネリは一言も声を発さなかった。

 その後、食事が来るとみな黙々と食べ、会計が終わり、店を出ると再び現地で解散になった。


「アナ、こ、これから実験のことについて二人で話そう」

「シーグバーン先生、申し訳ないです。アンネリはまだボクとデータ解析があるので。彼女がいないと話が進められないので」


 涙目になっていたアンネリが肩を上げて息を大きく吸い込んで、吐き出すようにオージーと声を漏らした。

読んでいただきありがとうございました。


消えた文章

大学院生の一人が電話を持たなくなった。なんでも電話恐怖症になったらしい。鳴ってもいないのに常に震えているように見えるとか。話を聞くと教授が一日に数百件着信を入れていたらしい。いわゆる鬼電だ。そんなことをしていられるほど教授は暇なのだろうか、何か違和感を覚えた。

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