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助けるとは、きっかけを与えることである。

作者: カーレッジ

いきなりですが、あなたは助けるってなんだと思いますか?ヒーローのように、悪い人に捕まった人を助けることを思い浮かべた人もいれば、信号が無い横断歩道をなかなか渡れないお婆ちゃんを助けることを思い浮かばた人もいると思います。

それ以外にも、自分がしてもらった事や自分がした事、自分が見た事を思い浮かべた人がほとんどだと思います。

今回は、作品タイトルで見たかと思いますが、僕の助けるとは何かを話してたいこうかと思います。


あなたの中で、「たすける」とは死や危険から逃れさせるようにする事、困ってる人に、手を貸し物事が上手く進むようにする事と思ってる人がいると思います。実際に、たすける意味で調べると上のものが出てきますし。でも、今回話すのは「助ける」の事です。

多分、今のを読んで何が言いたいのと思った人もいると思います。そこを、今から話してたいこうと思います。


死や危険から逃れさせるようにする事は「救う」と言いませんか。お医者様に命を救われた。神に命を救ってもらったんだ。などで。だから、死や危険から逃れさせるようにする事は「救ける」だと思うんですね。

そして、今回は「助ける」についてなので「救ける」の事とははまた別だよ。という事を説明する前に話させてもらいました。


では、助けるの話をしていこうかと思います。僕は、きっかけを与えることであると言いました。それを、最初にA君とB君で話していこうと思います。ある日、B君はやり方がわからなくてどうすればいいのか

困っていました。そこでA君はB君を助けるためにB君ができないことを全てやって上げました。B君はとても喜びました。そして、数日後また同じ事でB君は困っていました。A君は、B君が成長できてないことに気が付きました。なので、成長する為にやり方を教えてあげました。すると、B君はその事で今後困ることはありませんでした。


これは、既にあなたが知っている事ですよね。

「魚を与えるのではなく魚の釣り方を教える」という格言までありますし。ただ、それをきちんと言葉に表そうと思います。まず、困ってるのは自分ではなく「他人」です。これは、自分の問題ではなく「他人の問題」なのです。なので、自分が解決するのでは無く、他人が解決しなければいけません。ただ、困ってる人は問題を解きたくてもやり方がわからないのです。わからなければ、解けません。だから、その人が解ける為にやり方を教える(助ける)のです。


僕は、この教える部分をきっかけを与えることだと思います。上の事を踏まえて例を出すと、走って転んだ人に手を差し伸べます。転んだ人はその手を掴み立ち上がりました。そして、また走って行きます。これの、手を差し伸べることはまた走るきっかけだと思うんですよ。その人は転んだ後にもしかしたら走る事を辞めたかもしれません。でも、手を差し伸べてもらって、「きっかけをもらって」また走り出しました。これを、人生の道に置き換えて考えて欲しいのです。


人は、いや生き物は全て常に前を歩き続けています。

止まることはありません。止まる時は、死んだ時だけです。そして、生き物が進む道には苦しみという壁があります。もし乗り越えられなかったら、生き物は死にます。その壁を乗り越えた物だけが生き続けます。

そして、人はその(苦しみ)を乗り越えた事を成長と言います。生き物はそれの繰り返しです。それを生き物の進化と言ったりします。苦しみは、仏教では4つあります。産まれるのと、老いるのと、病気と死です。これは、「救ける」事で救える事があるかもしれない事です。躓いて転んだ時の苦しみは、僕達でも「助ける」事ができるものだと思っています。


最後に、きっかけを与えることはとても難しい事です。その人が何故できないのか、何がわからないのかを自分もわからないと、与える事ができないのですから。でも、あなたの周りで困ってる人がいたら、どうか手を差し伸べてください。躓いて転んだ時の苦しみは、僕達でも「助ける」事ができるのですから。







最後まで読んでもらえて嬉しいです。

えーと、感想や自分はこうだと思うよ等大歓迎なのでよろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] きっかけを与えることが救けることだと仰っている文章を読み、私が考えたことは、救けられた記憶であったから、受け身の考え方中心の自分に改めて気づかされました。……けれど、なんというのでしょう、…
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