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プロローグ
こんにちは!カンナです。
初投稿でおかしな部分もあるかも知れません。
皆さんの意見を聞きながら書こうと思うのでコメント 感想お願いします!
蝋燭で明かりを灯している部屋に、飾られているぬいぐるみや花などがその柔らかな光を反射している。
そのなかで少女がひとりベッドの上で呟いていた。
「桜が咲き誇る日彼と出会い 蝉がなく日に仲良くなった 紅葉が散る日に恋を覚え 雪が降る日…」
ガタッ
私しか居ないこの館で、音をたてるのは誰かわかっている。
だけど、私はその誰かを探しにランタンを持って部屋を出た。
先が見えなくなるぐらい長く暗い廊下に私と同じ紅い瞳をした少女が立っていた。
彼女が私の姿を確認すると怪しげな笑みを浮かべ、暗闇が広がる廊下を明かりも持たず歩いていった。