ひまわり
君は今、何処に居るのだろうか。
真っ黒な視界の中で呟く。
「君の居ない世界は、何も無い」
君が居たから楽しかった。
君が居たから辛い事でも乗り越えられた。
これらは全部君が居たから…。
今の僕には、君しか考えられない。
君の事を考えながら、この道を進んだ。
すると、一輪のひまわりを見つけた。
そのひまわりを見ると、一つの思い出が頭を過った。
ひまわりを見ているだけなのに、何だか切なくなってきた。
「いっそ、君と同じ世界に…」
でも、そこで考えるのを止めた…。
いや、止めさせられた。
だって、そこのひまわりには君の…。
ひなネコで~す。