2.友だちは重要な要素
学校でクラスに1人は嫌な奴や、性格が合わない奴などいませんでしたか?
そういう奴とはなるべく関わらないのが一番だと思います♪
「授業だるいなぁ~」
もう5月だから、授業が本格的に進んでるんだよね
課題?なんのことだい?いやいや、知らないな
そんな事よりもっと大事なことがあるんだ!
実は……まだ友達がいないんだ!
おっと、勘違いしちゃいけないよ
中学の友達はいるからね?
でも高校生活において友達は結構というか、かなり重要だよね
……よし、さりげなく会話に混ざっておこう
「でさ~昨日、かなり食いすぎて腹壊しちまったんだよな~」
あれ?これ会話に入れてるくね?入れてるよね!
やったよ!やれば出来るじゃんオレ!
ちなみにだけどさっき話してて、この高校の生徒はみんな何かしらの能力が使えるらしいね
まぁオレも使えるんだけどね♪
そんでもって放課後……
「なぁ、これからオレ達ゲーセン行くんだけどお前も来るか?」
さっき話してたグループの1人だ
確か名前は………
「悪い、名前まだ覚えてないから誰かわからねぇな」
「そうか、俺は五月七日十夜だ」
「十夜か、オレは春夏秋冬宗、まぁ呼び方は…なんでもいいや」
自己紹介はこんな感じかな
まぁせっかく誘ってくれたし行こうかな
「で、宗も一緒に来るか?」
「おう、もちろん行くぜ」
それから5~6人でゲーセンに行ったんだが、結構近くにあったんだよ
オレの努力はなんだったんだ……
「そういや宗はゲーセンで何するんだ?」
「基本的にUFOキャッチャーぐらいだな」
「ユビキタスって知ってるか?」
確か4×4マスの音楽に合わせてパネルを叩くゲームだったはずだ
「知ってるけどやったことはないな」
「ならさ、一緒にやらねぇか、かなり面白いぞ!」
そんなに面白いのか……1回くらいやってみるか……
「これ、めちゃくちゃ楽しいな!」
完全にはまってました
あのゲーセンに行った日からオレは十夜とよく話すようになった
「ネバネバしたものって嫌いなんだよな、十夜もそう思わないか?」
「わかるわ~、オクラとか嫌いだな~」
「だけどなめたけは好きなんだよな」
オクラとかは嫌いだけどなめたけはいける……なんか矛盾してるな
「宗もか!俺もなめたけはいけるんだよな」
うん、十夜とは気が合いそうだ
春夏秋冬 宗は身長170cmほど
五月七日 十夜は身長170後半ぐらいという設定です