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ファイベルズの人々

螺旋のハリス

作者:櫻井
ある日、一組の婚約が壊れた。それを始まりに、様々な都合と不都合が顔を出す。異国の女に恋をした男が悪いのか。自身の欲のため、男を誑かした女が悪いのか。静かに観察し、何も言わなかった女が悪いのか。三者三様の都合に不都合をこうむりたくない周りが動き出す。
それはまるで、螺旋状に漂い広がる見えないハリスラインのように。それぞれの思惑が、静かに水面下で広がっていく……。

いつもの淡々としたヤツです。
スカッとザマァとかはないです。本当は一話完結の短編で終わるはずが、なんか色々放りっぱなしだな……と、思って回収するために二話、三話と続いてしまいました。
なので、初回だけやたら長いです。
あの時代の悪意を純度100%で抽出って、めちゃくちゃ楽しいけど死ぬほど大変だと思い知らされました。しかも多分、きっと目が滑るとかで読み飛ばされるんだ……知ってる!




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