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巨乳美少女とつきあったら貧乳幼馴染がおかしくなり美乳地雷系までせまってきた  作者: みらいつりびと


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20/41

 恋ってなんだろう。

 すみれと別れた後、そんなことを考えずにはいられなかった。

 綿丘さんとすみれ、僕はふたりとも好きなのだ。

 僕はふたりに恋しているのだろうか。


 僕はまちがいなく綿丘さんに性的な欲望を抱いている。

 彼女を裸にして抱きたいと思っている。

 それは恋なのだろうか。 


 すみれといると落ち着く。安心できる。彼女にならなんでも話せる。

 ずっと一緒にいたいと思っている。

 それも恋なのだろうか。


 いくら考えてもわからなかった。

 綿丘さんに恋しているのか、単に性欲にかられているだけなのか。

 すみれに恋愛感情を抱いているのか、それとも彼女に対する想いは単なる友情なのか。

 僕にはさっぱり区別がつかなかった。


 5月になった。

 ゴールデンウィークの狭間、高校へ行く。

 昼休みには屋上へあがり、綿丘さんと昼ごはんを食べる。

 彼女の胸は相変わらず制服を押しあげ、ものすごいボリュームで僕を強烈に刺激する。その視覚情報は僕の欲望を喚起してやまない。その胸に触りたいと思わずにはいられない。


「また山に行こうよ」

「うん。行きたいね」

「このあいだは標高400メートル足らずの低山しか登らなかったけれど、今度はもっと高い山に行ってみない? 標高1000メートルくらいの山」


 行ってみたいと僕は言い、次の休みの日に行こうと綿丘さんは答える。

「その山、私も行くわ」と話に割って入ったのは、寿限無さんだった。

 屋上にいるのは僕と綿丘さんだけではなくて、今日は寿限無さんもいる。彼女は僕たちのそばでメロンパンを食べていた。


「ミチル、あんたは誘ってない」

「私も遊びたいの。連れていってよ」

「わたしと小鹿くんの山デートを邪魔しないで」

「私が邪魔なのね。さては山奥でちょめちょめする気だな」

 綿丘さんは寿限無さんの言葉を無視して、ポテトサラダを頬張った。

「黙った! やっぱりちょめちょめする気なのね」

「するかもしれない。しないかもしれない」

 女の子たちの会話が弾んでいる。このふたりは顔を合わせると口論ばかりしているが、実は仲がいいのかもしれない。


「ちょ、ちょめちょめってなんですか?」と僕は寿限無さんにたずねた。

「知りたい?」

「はい。まあ……」

「ちょめちょめっていうのはね、伏せ字のことなのよ。文章の中で✕✕とか書いてあることがあるでしょう? あれはちょめちょめと発音して、男女の性的な接触のことを意味しているの」

「ミチル、純真な小鹿くんに、変な知識を与えないで!」


 ちょめちょめってそういう意味なのか……。

 綿丘さんは僕と山奥でちょめちょめする気があるのだろうか?

 いや、まさか、そんな……。


 僕はけっして純真ではない。性的なことを考えると、股間がしっかりと反応する煩悩まみれの男子だ。

 綿丘さんのようすをうかがうと、彼女は箸で煮豆をつまもうとしながら、顔を真っ赤にしていた。

「マジでちょめちょめするの?」

 寿限無さんが綿丘さんに詰め寄った。

「するかー! ミチル、おまえはどっか行け! わたしの目の前から消えないと、屋上から突き落とすわよ!」

「怖……わかったわよ。退散するわ」

 寿限無さんは屋上からすごすごと立ち去った。

 僕と綿丘さんはお互いに意識してしまって、しばらくうまく話すことができなかった。


 その日の授業が終わり、獅子谷くんが僕と高山くんに話しかけてきた。

「高山、小鹿、暇だったら、ハンバーガーでも食いに行かないか?」

「悪い。俺は先約があるんだ」

「僕は暇だけど……」

「じゃあ小鹿、ふたりで行こうぜ」

 僕と獅子谷くんは学校から出て、ぶらぶらと歩いて駅前の商店街へ向かった。


 獅子谷くんにはワイルドな雰囲気があり、ちょっとワルっぽい。髪は刈り上げショートで明るい茶色。制服のネクタイはいつもゆるんでいるが、それが妙にさまになっている。あいつは一部の女子に人気があるんだ、と高山くんが言っていた。

「小鹿、1年の3大美人が誰か知ってるか?」

 歩きながら獅子谷くんは言った。

「知らないけど……」

「ひとりは俺たちのクラスの綿丘きらりだ。おまえのカノジョ」

「そっか」

 まあそうだろうな、と僕は思った。綿丘さんは僕にはもったいない超美人だ。

「ふたりめは2組の草原すみれ、もうひとりは3組の寿限無ミチルだ」


 なんとなく予想はついていた。

 すみれは貧乳だけどとても可愛いし、寿限無さんは綿丘さんに負けず劣らずの美少女だ。 

 3人とも僕の知り合い。

 しかも綿丘さんは僕のカノジョで、すみれは親友だ。

 高校に入学してから、どういうわけか僕の周りには美少女がうろちょろしている。


 ハンバーガーショップで僕と獅子谷くんは対面して座った。

 僕はホットコーヒーとチーズバーガーを買った。

 獅子谷くんの前にはアイスコーヒーとハンバーガー、フィッシュバーガー、ポテトがある。彼は食いしん坊で、がつがつと食事をする。食べ方もワイルドなのだ。


「綿丘とヤったか?」

 獅子谷くんは単刀直入な話し方をする。その言葉に戸惑うことは多いが、彼には裏表がなさそうで、変に回りくどい言い方をされるよりは好ましかった。

「ヤ、ヤってないよ」

「まだなのか。小鹿、あいつとふたりきりでいて、勃起しないのか?」

 ストレートに訊かれて、僕は正直に答える。

「勃起するよ」

 綿丘さんに抱きつかれて胸を押しつけられると、僕は勃起してしまう。彼女の胸や足を見るだけでそうなるときもある。悟られないようにするため、けっこう苦労している。

 もしかしたら、彼女はすでに僕の勃起に気づいているかもしれない。その可能性は高い。股間のテントを隠しきれないほど、僕は彼女の前で何度も反応してしまっている。


「キスはしたか?」

「し、してないよ。抱き合ったことはあるけど、それだけ」

「キスもしてねえのか。おまえらの雰囲気は、もう完全に最後までヤっちまってる感じだけどな」

 獅子谷くんはアイスコーヒーをすすり、ポテトを5本くらいまとめてかじった。

「なんでヤらねえんだ? 俺の見立てだと、絶対にヤれるぜ」


 僕は恋愛のことを、獅子谷くんに相談してみようかと考えた。

 綿丘さんとすみれのどちらがいちばんの女の子なのか、僕は真剣に悩み、自分では答えが出せないでいる。

 考えれば考えるほど、相談相手には彼しかいないような気がしてきた。


「僕と綿丘さんが仲よくすると、き、傷つく人がいるんだ」と僕は言った。

「誰だそれは?」

 獅子谷くんは目をぎらっと光らせ、身を乗り出してきた。

「草原すみれだよ……」

「草原? 小鹿は草原とも親しいのか?」

 彼は少し驚いたようだった。

「すみれは僕の幼馴染なんだ」

 僕は獅子谷くんにすみれとの関係を説明した。

 小学1年生のときからの友達であること。

 最近告白されたけれど、綿丘さんが先だったから気持ちに応えられなかったこと。

 でも突き放すことはできなくて、友達関係をつづけていること。


「ぼ、僕はどうすればいいんだろう。僕は綿丘さんとすみれのふたりとも好きなんだよ」

「ふうーん」

 獅子谷くんは足を組み、僕をじろじろと見た。

「おまえが恋してるのは、どっちなんだ?」

「僕は恋がなんなのか、よくわからなくなってきたんだ」

「恋ってのは、性欲のことだよ」

 彼はそう言い切って、ハンバーガーをむさぼり食った。


「人間が恋をするのは、生殖のためだ。セックスをするためなんだよ。恋してるってのは、発情してるってことなんだ」

「そ、そうなの? 心を通い合わせたいとか、相手を大事にしたいとかいう気持ちのことじゃないの?」

「そんなのは全部綺麗事だ。そりゃあ結婚でもすれば、配偶者を大切にすることは必要だろうさ。でもそれは恋じゃない。強いて言えば、愛だな。恋と愛はちがうものなんだよ。恋愛とか言ってふたつを混同するから、本質がわからなくなる」

 獅子谷くんは自信満々に語った。その言葉にはまったく淀みがなかった。


「小鹿が発情してるのは、綿丘と草原、どっちなんだ?」

「それは……わ、綿丘さんだよ」

「じゃあ綿丘とヤっちまえ。迷うことはねえ」

 彼の目は森の中で鹿を追うハンターのようにシャープだった。

「おまえが恋してるのは、綿丘きらりだ。あの胸のでかい女とセックスしろよ。それが恋を成就させるってことだ」

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