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ああっモーツァルトさまっ

作者: 古井重箱

 音楽大好き!

 J-POPと邦ロック。洋楽。シャンソンに民謡。そしてクラシックも聴きます。

 ただしモーツァルトは別です。

 率直に申し上げて、大きらい。

 どの曲を聴いてもタラリラテラリラといった調子の軽薄な旋律に聴こえ、天才に小馬鹿にされているような心地になります。

 映画「アマデウス」の影響でしょうか……。凡人の私はサリエリに感情移入してしまうわけですよ。

 ところが最近、ピアニストの藤田真央さんのモーツァルトが私の心に新風を吹き込んでくれました。

 藤田さんを知ったきっかけは、別冊文藝春秋に掲載されているエッセイでした。素敵な文章を書く方だなと思って、ピアノの演奏も聴いてみたくなったのです。

 いやあ、人生って何が起こるか分からないですね。

 藤田さんが奏でるモーツァルトは軽妙洒脱、でも深みがある。心の奥底を照らしてくれるような希望の音楽なのです。

 長年患っていたモーツアルトぎらいが癒えた私は、ここのところ毎日、藤田さんのモーツァルトを聴いております。藤田さんの指先から生まれる澄明な音色は、物思いに沈みがちな私の心を救ってくれるのです。

 人間って変わるものですね。

 思い込みを手放し、新たな世界に触れて自分を更新していくことは人生の楽しみだなと感じる今日この頃です。

 藤田さん、ありがとうございます!


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