【特別配信】学校でイジられてた俺、ついに金をせびられ始める。だからその原因の陽キャを、煽りまくり完全論破してみた。
どうも、俺は氷室海…名前は陽キャ中身は陰キャの高校生だ。
「なぁ、氷室。」
金髪のザ・陽キャという感じの男子に話しかけられる。
ん?陰キャなら、陽キャと話すって…無理だよ。あと、俺は話してるんじゃない一方的にイジられてるんだ。悪くいえば、いじめとも言うな。
「お前猿の真似得意だろ、やってくれよ。」
やりたくないが、俺に拒否権はない。なぜならこれを断ったら、本格的ないじめが起こるからだ。だから、俺は内心で悪口を言いながらモノマネをした。
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ある日、陽キャ共は本格的に超えてはならない線を超えた。
「なぁ氷室、最近俺達金欠でさ〜。飲み物奢ってくんね。」
「あっ、それなら俺(私)も〜。」
その瞬間俺の中で、何かの糸がプツリ切れた。
「分かった、言ってくるよ。」
そう言って立ち上がり、購買に向かおうとする。
すると、俺の真なる友である川上玲王君が心配をしてくれる。もちろん陰キャである。
「なぁ海、大丈夫か?手伝えることがあったら、なんでも言ってくれよ。」
その時俺は、ある反撃の糸口を見つける。
「それなら玲王、一ついいか?耳を貸してくれ。ゴニョゴニョ…」
すると、玲王が本気で驚いたような顔をする。
「本当にそんなことができるのかい?」
「あぁ、もちろんだ。」
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俺は玲王に、とあるブツを預けて教室に向かう。
「おっ、やっと帰ってきた。それで、飲み物はどこにあるんだ?」
それに対して、俺は大きな声で宣言する。
「俺はもう、お前らみたいな陽キャには屈しない。」
「何言ってんだ、お前?さっさと飲み物買ってこいよ。じゃないと、殴るぞ。」
他クラスからも、野次馬がやってくる。
(さぁ、ここからが、勝負どころだ。気張っていけよ、氷室海。)
そう自分を、心の中で鼓舞する。
「おっ、殴っちゃう?ほら、殴ってみなよ…でも殴れないよね。髪の毛金髪に染めてるけど、かっこいいと思ってるからでしょ。ヤンキーぶるのも、そっちのほうがかっこいいと思ってるからだよね。」
「なっ、テメェ。早く買ってこないと、本当に殴るぞ。」
顔を赤くしながら、怒鳴り散らす。
「殴る殴るうるさいよ、同じことしか君は言えないのかな。まだ、ヤンキーのほうが頭良いよ。あ、ゴッメ〜ン。ヤンキーもどきだったから、知能は普通のヤンキーよりも低いよね。あ、皆の前で、頭の悪いこと言っちゃってゴメンね(笑)。そういえば言葉通じてる?分かるかな、ヤンキーもどきく〜んwww。」
最大限の煽りを込めて言う。
「お前、絶対に許さねぇ。」
「許さない?それは、僕のセリフだよね。金を集られて、殴るだなんて脅迫もされたんだよ。あっ、それはコイツを止めなかった、君達友人も同罪だから。あぁでも、こんな低能とつるんでる時点で言葉も理解できないか。」
陽キャ共は肩を震わせて、こっちを睨む。
「そういえばなんで、君達ってこんなブス女に付き従ってるの?いや、今はどうでもいいか。」
俺は、金髪陽キャの彼女っぽい女に付き従っている理由を聞く。ちなみに金髪陽キャの彼女は女子のカーストトップという立ち位置にいる。
すると、金髪陽キャがこっちに怒声を放ってくる。
「テメェ、俺の彼女をブスって言いやがったな。」
それに対して俺は、極めて冷静に返す。
「えっ?俺は、ブス女って言っただけだけど、君の彼女とは一言も言ってないよ。あっ、もしかして君は自分の彼女をブスって思ってるの?まぁ確かに、スタイルは良いから君みたいな猿には相性抜群かもしれないね。」
「テメェ、ぶっ殺してやる。」
そう言って、殴ってくる。同時に、周囲から悲鳴があがる。
最初に声をあげたのは俺だった。
「えっ、さっきから殴る殴る言ってたのにこの程度?弱すぎるよいくらなんでも。まさか、知能も力も赤ちゃん並だったとは(驚愕)。」
「テメェ、お前らこんなヤツやっちまえ。」
それに対して、俺は警告をする。
「これ以上は、やめたほうが良いと思うよ。」
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「それなら玲王、一ついいか?耳を貸してくれ。
実は俺、インターネットでフォロワーが二万人ほどいるんだ。それで近々配信するって言ってるんだ。」
「本当か!?」
「あぁ、大事な友人に嘘はつかない。それで、その配信を陽キャ共の制裁配信にしようと思うんだ。」
「本気で言ってるんだね。」
玲王は、俺の目を見てそう呟いた。
「それで、僕は何をすればいいんだ?」
「玲王には、撮影をお願いしたいんだ…頼めるか?」
「もちろんだ、親友の頼みだしね。それで題名はどうするんだ?」
「それはな…」
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「実は今俺のスマホで、君達クソ陽キャの制裁動画を配信してるんだ。」
「嘘つけ、どうせ強がりだろ。」
「嘘じゃないよ、そうだな、カメラマンのL君。今、同接何人か教えてくれる?」
「え〜っと、今はですね…同接8万人です。」
「なっ…バカな。」
「そういうことだから。あ、あと一つ聞いてみたいことがあったんだ。ねぇ、今どんな気持ち(笑)。」
陽キャ共が呆然とする。
「それじゃあ、フォロワーの皆さんも新規の方もどうだったでしょうか?面白かった方は高評価とチャンネル登録お願いします。『【特別配信】学校でイジられてた俺、ついに金をせびられ始める。だからその原因の陽キャを、煽りまくり完全論破してみた』を終わります。またね〜。」
本当にこんなことができたら、気持ち良さそうですよね。