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【休載中】Savage Fairytales(外伝)  作者: 高山 理図
第1章 真夜中の御伽噺
18/30

第17話 動き始めた時間

「言霊が使えたって!?」


 ルカが風呂からあがってすぐ、ターニャ、ルカ、シュウで三者面談だ。そういえば彼は計1時間ぐらい風呂場を占領していた。バスとトイレ、洗面所は別なので構わないといえば構わないが、そんなに長風呂をしてのぼせないかしらとターニャが心配していたところ、話を聞くと、除霊を行った日は風呂に入るついでに穢れを払い落すためにエブリューション(禊ぎ:Sacred Ablution)をしているのだという。


 エブリューションというのが、どうも聖水をそそいだ浴槽に体ごと沈んでひたすら息を止めて聖句を頭の中で反芻しながら瞑想するという儀式なのだそうだが、彼はお世辞にも若者とはいえないだけに、そのうち窒息してしまわないかと心配にもなる。バスタブに水死体が浮かぶのだけは勘弁してほしい。


 いつでも通報できるように、ターニャは以前にもまして携帯電話を肌身離さなくなったのは内緒だ。彼はもともとゲルマン系デンマーク人だというので、陶磁器のような白い肌とミルクティー色の髪を持つスラヴ系のターニャとは人種が違い血色がいいのも頷けるのだが、ミネラルウォーターをがぶ飲みするルカの顔が耳まで赤いのは、息とめ潜水のしすぎによるものだ。


 風呂の中で素潜り息とめだなんて、まるで子供じゃないの。ばっかみたい。とターニャはライザ修道会の儀式の滑稽さに呆れたものだが。ターニャがドン引きしているのも知らず、こげ茶色の髪の毛を乱暴にタオルで拭いてドライヤーをかけながらターニャが言霊を使えたという事実を耳にして、同じく焦げ茶色のわりと大きな瞳を丸くしている。ドライヤーの風が目にあたって乾燥したらしく、ちょっと涙目になっているのが憎めない。


『そう、一発でできたんだ。ルカそれこっち向けないでよ』


 シュウはルカよりなお乾燥した空気に弱いので、ターニャの背後に避難して直接ドライヤーの風が当たらないようにしている。彼が乾燥に弱いというのなら加湿器を買ってあげたほうがいいんじゃないかと、ターニャは先ほど電化製品のチラシを真剣に見ていたところだ。


「違うと思うよ」

 ルカは空のミネラルウォーターのラベルをはがして丁寧に分別してゴミ箱に入れると、戻ってくるなり素っ気なく否定して大あくびをした。話半分でしか聞いてくれていないとわかるので、ターニャはむっとする。


「なんでそんなすぐ否定するかなー。もう一回やってもいいけど、シュウくんが痛い思いするから嫌だし。もしかしたらサルビアちゃんにも影響するかもしれないし」


 シュウより霊力の弱い霊であるサルビアのことは心配だった。聖水をかけるだけで蒸発すると心配されるぐらいだ、特に彼女は言霊を聞いた瞬間に消し飛んでしまうのではないか。ターニャは今日会ったばかりだというのに家族を気遣うような口調でスプライトの心配をする。


「仮にそうだったとしても、わたしは言霊(SPM)なんて聞いたことがないからわからないのさ」

 ルカは堂々と開き直った。

『間違いないよ。僕がすごく痛いと感じるんだから。ルカにはわからなくても』

 シュウは駄目押しにターニャを弁護しつつも不満そうだ。ルカを納得させるためだけに、ターニャにもう一度あの威力の言霊を使われるという事態だけは避けたい。


 シュウが覚悟を決めてターニャに言霊の使用を求めたのは、万が一使えたとしてもそれほどの威力はないと踏んでいたからだ。しかし彼女の持つ言葉の威力はシュウの“この程度だろう”という想像を軽く飛び越えていた。


 霊族長クラスの自然霊にでも手加減なしの攻撃を加えられたかのように、あるいは高僧に本気で調伏されてしまったかのように、先ほどから体中が軋んで少しでも気を抜けば今にも千切れてどこかに行ってしまいそうだ。彼はターニャに言霊を使われてから20分間というもの、霊力不足で世界中の降雪を断念せざるをえなかった。ターニャには辛そうな素振りを見せないが、もしルカが許してくれるのならば氷点下の空に飛び出して霊力の回復を図りたいほどだ。シュウの体力も霊力も、気温20度もある室内では半減する。


「早すぎやしないか? そんな簡単にできるもんじゃないんだぞ」

「やっぱそこはアーティストだからセンスあるっていうか」


 ターニャは自分でわざとらしくそう述べて、案の定スベったので急に恥ずかしくなったらしく赤面した。シュウとルカは反応に困って顔を見合わせる。ルカはともかくシュウには冗談は通じない。


「自分で言うなよ。まあ……わたしは違うと思うな。言霊なんてそうそう使えるもんじゃないんだから、きみは自然霊と戦おうとなんてするなよ」


 ぱくりとやられるぞ! とルカに、オオカミが羊に襲いかかるかのような大げさなアクションつきで釘をさされてターニャは不満顔だ。ついでにこれまで溜まっていたフラストレーションが一気に噴出した。

「だってさー。じゃあ、夜間外に出れなくなっちゃうじゃんさ」

「出られないんだって! まだわからないのか」


 大声を出さないよう近所に配慮しながら、ルカも負けじと怒鳴り返す。しかし何がどう危険なのか具体的な説明はできない。アルトラがこの街に来てターニャを狙っていることを伏せていると、彼女にうまく伝えられないのだ。奥歯にものが挟まったようになってしまう。


『ねえ、僕が写真を撮ってこようか。カメラの使い方を教えてよ』

「んーもう! そういう問題じゃないんだよー。それはシュウくんの作品になっちゃうでしょ!」


『ターニャが撮ったってことにしていいんだよ?』

 少年霊が悪魔の囁きをするが、ターニャはその誘いには乗らない。ターニャはただ生業のために写真を撮っているわけではないのだ。自分の目で見て納得できない写真など撮らないほうがいい。


「違うんだってば」

 シュウはターニャがそう言ってごねる理由が理解できない。彼女がシュウにダイヤモンドダストを要求したあのとき、ターニャはカメラを覗き込み、多少狙いを定めてはいただろうがいかにも簡単そうにボタンを押していただけだった。


 それでいいというなら自分にもできそうなものだと思ったのに……。写真を撮ればいいというのではなく、どのような被写体を選んでどこにフォーカスを合わせどんな露光でいかに絞ってどこまでフレームにおさめるかということを計算しつくしてターニャが撮影をしているということが、シュウに理解できる筈もなく。

 ルカもこればかりはどうすることもできない。野生動物写真家から夜の景色を奪うということは手足を縛るも同然のことだった。


「しかも夜にならないと動物が出てこないんだよ」

『あなたの撮りたい動物を連れてこようか?』


 あまり知られていないが、自然霊は動植物たちにも認識されて彼らは基本的に自然霊の支配下にある。つまりシュウが彼らに一声かければターニャが必死になって追っているにも関わらずなかなか撮れずにいた野生動物の写真も、絶対に不可能だったアングルから難なくベストな状態で撮れるのだ。シュウの指示で野生動物にポージングをさせることだってわけはない。彼女の望むままに、思い通りの写真を撮ることができる。


「私が撮りたいのはそんなのじゃないの。野生動物の写真は重たい機材を担いでフィールドを歩き回り長い時間をかけて被写体を追って苦労して撮るからこそ価値があるんだよ。簡単に撮れるものじゃつまらないわけ。ありのままの野生の一瞬をひっそりと息を止めて切り取るんだよ。そうして撮った写真はフレームの外に人間の気配を感じさせないの、だから見る人をハッとさせて感動させる最高の写真が撮れるんだ」


 ターニャが話しかけているのが同じ写真家か、せめて友人ならば同意してくれそうなものだが、こんなことを写真の心得のないシュウやルカに話しても詮なきことだ。分かってもらえないに決まっている。ターニャは説明しながらやり場のない怒りと空虚感を感じていた。


『ごめんね、どうにもしてあげられなくて』

 シュウはターニャを少しでも理解しようと黙って耳を傾けていたが、何もできることがないと分かると、言葉を選んでようやく悔しそうにそう言って謝罪した。彼は人語を解し森羅万象を知る聡明な自然霊だが、人間の心の機微と芸術のことまではわからないのだ。彼自身のせいでターニャの自由を奪ってしまったことをひどく悔やんでいるようにも見えて、それ以上は彼を責めるようで、ターニャは口をつぐんだ。


 

 二階の寝室に入り、まさか死んではいないだろうなとルカは真っ先に確認をしたのだが、彼女は事なきをえたようだ。ターニャの言霊に曝露されたのちも、ピンク色ドレスを着たスプライト・オブ・ブロッサム(花霊)のサルビアは生きていた。ルカのベッドで、右向きに寝ていたのが若干左向きになったのが確認できるだけで、相変わらずすやすやと心地よさそうに眠っている。ルカはサルビアの鉢をルカのベッドの枕元に近付けて暖を取らせるように、彼女を気遣った。


『ルカは信じなかったけど。ターニャが言霊を使えたのは本当なんだよ』

 シュウは改めてルカに訴えた。ルカはカーテンを閉めて、険しい顔つきで窓の外を見やる。張りつめた冷気が霜をつくり街に降りている、外気温は優に氷点下となっているだろう。あとはシュウが雪軸計(F-Globe)と呼ばれる天球儀型の霊器を用いて彼の仕事を果たすだけだったのに、天気予報でうんざりするほど警報が予測されていたほどの吹雪と大雪、それを実行することを彼は放棄してしまった。


 原因は分かり切っている。つい先ほど、ルカが風呂に入る前と比較してシュウの霊力が著しく衰えていることをルカは見抜いたからだ。

 ターニャの言霊がシュウという自然霊の存在を否定したことによって彼の存在自体が危うくなっている。具体的に言うと実体化率が下がっており、世界規模で降雪を断念せざるをえなかった。


「風呂場で聞いていた。あれは本物だ。だからさっきは敢えて否定したんだ」


 テレビをつけ、ルカは落ち着いてそう言う。やんわりとシュウの不用心を責めるように、天気予報にチャンネルを合わせる。発表された最新の天気図を見ると、キリクの街から低気圧と雪雲が消え、警報が軒並み解除となっていた。こんなことを続けていると、気象学の専門家から怪しまれる。気象に明らかな人為的な介入があったとすれば真っ先に疑われるのは軍事的介入だ。


 人間が局所的に気象をコントロールできるようになる日は、科学の日進月歩からすると実はそれほど遠い話ではない。さきのオリンピックでも某国が雨雲を蒸発させたというのは有名な話だし、ヨウ化銀やドライアイスを用いることによって人為的に降水を起こすこともその逆だってできる。シュウがそれら付け焼刃の気象コントロールと一線を画しているのは、彼の降雪が世界規模であることだ。たった一晩だけでも世界規模で降雪がなくなるとういことがどれほどの影響を及ぼすことか。


 しかも彼はつい先日まで、半ばルカの責任なのだが一週間も降雪という仕事を放棄していたのだ。しかもアメリカ合衆国が過去、旧ソ連を標的として高周波活性オーロラ調査プログラム(High Frequency Active Auroral Research Program、:HAARP)を稼働して気象兵器として用いようと計画していた疑惑があるだけに、米国やほかの国々が人工衛星によって気象をコントロールしているのでは、と訝る専門家の声も世界中から上がりはじめたかもしれない。疑心暗鬼は遂に戦争をもたらす。シュウの挙動ひとつが、世界平和にもかかわってくる問題なのだ。


『どうして』

「言霊が使えるとわかったら使おうとするだろう、当たり前だ。それは彼女をかえって危険に晒す」

『でももっと訓練をすれば少しは身を守れるよ』

 特に停止と死を命ずる言霊は有効だ。いざというときには、周囲にシュウがいてもいなくても発動するだけでターニャの命は救われる。


「そういう単純な問題じゃないんだ。ターニャに言霊を使わせてはいけない。お前は知らないのかもしれないが、言霊は半径数百メートルに影響する。さっきターニャはお前に対象を絞って発動していたな、それで周囲の霊たちは命拾いをした。もし対象が絞られなければここ一帯の霊という霊に影響し、ターニャの居場所が即座に特定されてしまう。花霊だってあれほど強い言霊を浴びたら即死だっただろう。先ほどの話を聞く限りターニャの写真を撮りたいという思いは相当なものだ。言霊だけを武器に単身闇夜に繰り出していきかねない」


 持っているだけで危険を引き寄せる刃物ならばいっそ、持たないほうがよいのだ。ルカはシュウとともに死力を尽くして彼女を守る。そんなとき、ターニャに予想外の言霊を使われてしまったらシュウの霊力すらも殺がれてしまう可能性が高い。

『そっか……』

 言霊を使ったからといって、ターニャの身を守れるばかりではないんだ。とシュウはルカの意見も聞かずターニャに言霊を教えてしまったことを反省した。


「しかしこれは……想像を絶する威力だな。お前、怪我はないか?」

 かわいそうにと心の中では感想を述べながら、白衣をはだけさせ怪我がないことを確認すると、普段と紋様の違う青い符にルカの法力を通じ、青く発光させたそれを胸に貼り付けてやった。シュウは恐ろしいものかとびくびくしていたが、少しも不快ではないので驚いた様子だ。ルカの法具はどれも霊を傷つける危険きわまりないものばかりだと思っていたものが、そうでもないようだ。


『これなに? すごく楽になった』

 霊を癒す穏やかな波動が心地よく、安らぎすら覚える。シュウの知らない感触だ。

「回復符だよ。今後はあまり使わないことを願うけれどね。お前の被ったダメージを癒してくれる。少しは元気になるだろう」


 自然霊を駆り、ときとして霊の保護を目標に掲げるライザ修道会の武装修道士は、自然界に対する道義的責任において傷ついた自然霊を癒す技術も修めている。ルカは攻撃系の聖符の手持ちが圧倒的に多いが、回復系の符も少なからず扱うことができる。そればかりか、デンマークの大学で応用化学を専攻していた彼はその経歴を生かし修道会本部でマギストラル(霊薬調合術)を学んでおり、あるときは悪霊を傷害し、またあるときは治癒する秘薬を自在に調合することができた。だが今回のように霊体に傷がない場合は聖符による回復を図ることが殆どだ。


『ありがとう。……あれ?』

 シュウはいつの間にかルカが法力圏を解除していたことに気付いた。常にシュウをルカのもとに引きつけていた法という名の磁力。ときにシュウの攻撃性や本能を抑え付け、ルカが寝ている時でさえ全身をきつく締め上げていた。逃亡する気すら殺がれてゆく束縛。ルカとシュウの関係を決定づけていたそれ。シュウがルカの使役霊となってから片時も止まなかった彼の拘束が、帯を解くようにするりとほどけている。


 ルカはシュウを拘束することを忘れているのだろうか、と思って彼を窺ったがルカは敢えてそうしているという顔で、彼の本心を試すようにシュウを見つめる。


 未だにライザ修道会に帰属した首輪を填められているといっても法力圏がなければ野生の自然霊と何も変わらない。いつでもルカのもとから逃げることができる。だがシュウは逃げ出すこともせず、控えめに訊ねる。


『いいの?』

「いいも悪いも、法力圏(FOL)がなくてもどのみち、お前はターニャの傍を離れるつもりなんてないだろう。首輪はわたしには外せないけどな」


 しいて言えば、ターニャの居場所が彼の行動範囲の中心となっているというわけだ。ルカが完全にシュウを信頼してくれたのだと分かったが、シュウは嬉しい半面少しだけ複雑な気分になった。これでめでたく自由意思で自然界を敵に回し人間に加担する異端の自然霊となってしまったわけだ。ルカの言うように、ブルータル・デクテイターを倒さない限り霊族長としての立場は永遠に回復されないだろう、仲間の自然霊たちと敵対しなければならないのだから。弁解の余地もない。シュウには痛いほどに分かっていた、自然霊として決して後戻りのできない領域に足を踏み入れていることに。


『そういえばこれ、少しきつくした?』

 シュウは首輪を引っ張ってやや不快そうに訴えた。

「お前が太ったんじゃないか?」

 自然霊が太ったりするものか、気のせいだろうと冗談めかしながらルカは首輪を検めて彼の訴えが気のせいではないことに気付く。彼の首に合うようあつらえて優にあると思っていた首とリングの間の隙間が、殆どなくなっている。


「背筋を伸ばして立って」

 ルカは焦りを感じてターニャの部屋にあったメジャーで計る。修道院で150cmだった彼の身長は、わずか一週間足らずで153cmになっている。身長がぐんと伸びており、これにはルカも驚いた。人間や稀人の血液を得て飢餓状態だったものが栄養状態がよくなったからだろうか。まさか霊が成長するなどとは思わなかったルカは、彼がいつか少年霊から青年霊になってしまうのではないかと懸念する。そしてそれが大きな問題を孕んでいるいうことも。


 しかし振り返ってみると彼は過去長期間、人を殺して潤沢に血液を摂取していた。人間の血液を単純に得ることが彼を成長させるというのなら、その時にもっと成長して成体の自然霊となっていてもよさそうなものだが、そうではない。どう考えても、稀人の血液だけが彼を成長させるのだとしか思えなかった。


『僕、大きくなったの?』


 ターニャの血液を飲ませず暫く彼の様子を見るべきだ。稀人からの血液の供給を断てば成長は止まるのかもしれないが……万が一成長し続けるということが分かれば早いうちに首枷を切らなければならない。ルカはそう思った。仮にこのままのスピードで成長するとすれば、1ヶ月に12cmも成長するということになるのだ。首輪を外さなければ首絞め状態になってしまう。


 彼の霊体の成長に合わせて彼の霊力も高まってゆくのだろうか。彼が強くなればなるほど、ターニャの身の安全は保障される。そして彼の内面と精神面はどう変わるのだろうか? 今でこそ彼は人畜無害な子供の霊だが、いつか成熟した自然霊となり本能に目覚める日が来るのかもしれない。


 たとえ体が大きく成長しても、心は今の彼のままであってほしい。

 そう願いながら、これは大きな不安材料となりそうだとルカは頭をいためたのだった。


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