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五月中旬~お客様遭難(笑)~

 なかなかね~。

 

 乗合舟で韓国の若い男性グルーブが乗られました。

 かなりおのぼりさんになっていたようで、到着後、皆様と私でチェキや写メを撮ったり、エンジョイされていました。

 そして互いに満面の笑みでお別れしました。

 私は、そのあと舟あげで、1時間かけて乗船場へ帰ってきました。

 すると、一人の男性がOP(※オペレーション。舟の配舟や接客を担う)と話しています。

(・・・あれっ、この子って)

 私が近づくと、彼の顔が紅潮します。

「オウ、フレンズ・・・」

「あれ、お客様?お友達は」

「はぐれたらしいです」

 OPが教えてくれます。

「スマホで連絡とれるやろ」

「それがお客様のスマホWi-Fiが切断されて、連絡がとれないそうです・・・で、今、繋がるように対応しているんですが」

「そうでしたか。でも、多分、友だちは駅の方にいるんじゃないかな・・・えっと、ユア・フレンズ・柳川ステーションにいるじゃないのかな」

 まさしく、身振りとカタコト英語ですが、どうやら伝わっているようで、お客様はこくりこくりと頷きます。

「私もそう思うのですが・・・あ、繋がった」

 OPは、お客様にお友達と連絡をとるように伝えます。

 案の定、お友達は駅の方にいました。

 どうやら、彼だけはぐれて、無料シャトルバス(駅と乗り場の駐車場に止まる)でこっち(乗船場)に来たようです。

 私はOPと話し、友人が写メで撮っていただいた東口へとハイエースで彼を駅まで送りました。

 彼が友人を見つけた時のホッとした顔は、よかったとつくづく思いました。

 感動の再会であります。

 何度もお礼を言われ、みんなが笑顔で大はしゃぎでほっこりと嬉しかったです・・・けど、これは実にレアケースです。

 たまたま手が空いた時だったから、対応できたけども、もし忙しかったらここまで手厚くは出来なかったかもしれません。

 そう考えると、タイミングって大事ですね。



 レアケースかな。

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