4月上旬~川下り(船頭的)最悪のコンディション~
かなり・・・。
今日は快晴のピーカンお天気、風もあって涼し気、川下りには最適なコンディションではないでしょうか・・・お客様にとってはね。
一方、船頭にとっては、かなり難しいコンディションでした。
水位があがって、北東よりの5m以上の追い風が吹いていました。
水位が高く、風が強いと舟はすべるように進むので、舟との接触や岸にあたったりする恐れがあります。
しかも、この日の午前中、高い水位を下げる為、水門を開けていたようで、水の流れができていました。
城堀水門橋は激流となり、さながらウォータースライダーでした。
お客様はスリルがあって面白いと言ってくれていましたが、こちらはヒヤヒヤです。
水門橋を抜けると、水流でぐいっと左へと流されます。
なんとか、竿さしと気合で回避するも、お掘割の住宅密集地、風が強く舟が岸へ岸へと流されます。
軽く擦りながら、体制を立て直し、舟を進めますが、本当に風が強くて、要所要所では、舟が動かされます。
その度に風向きを見ながら、竿をさしますが、激風の追い風は容赦なく、戻した舟の向きを変えようとします。
それに負けぬよう、力で押したり、風にまかせたり、これまでの経験をつかって、目的地へと向かいました。
穏やかな時は、全然問題ないんですけどね。
心では慎重に安全にと思いつつ、お客様には笑顔と余裕で、時にはしっかりとした声かけを意識してやりませう。
ヤバす。