三月下旬~ヒヤリハット~
糧に。
ヒヤリハットとは、重大な事故災害に直結する一歩手前の出来事のことをさします。
前の職場では、そういう事にあたったとき、この手の報告書の提出があったのですが・・・。
川下りの船頭は口頭で伝えたりなどが多いですね。
今回は、ちょっとヒヤリハットしたので昔を思い出しやってみませう。
状況・・・川下り中。水位が高い。水門を開けて水を放出していた。
水門橋をくぐり、激しい水の流れで舟が左岸に流され、桜の木の枝にあたる。
あやうく事故の恐れあり。
要因・・・激しい水の流れ。高い水位により、木の枝がいつもより低くなっていた。
事前に異変に気づくのが遅れ、竿さし対応が遅れる。
対策・・・水門の状況(水の流れ)を確認し、的確な竿さしを行い、安全運航を常に心がける。
川下りは天候、風向きは勿論、いろんな要素でコースのコンディションは変化します。
とはいえ、もの凄い水の流れでした。
・・・そんな言い訳をしちゃいけませんね。下手したらお客様に怪我をさせていたかもしれないのです。
水門の壁を手で押し、舟を右方向へ傾け、強い竿さしで右方向へと回避しましょう。
しっかりと。