三月中旬~それを踏まえて~
なかなかね~。
で、この日、海外の高齢のお客様が乗り合いで乗船されました。
杖の方と押し車のお客様です。
こういう時って、本当に言葉の大事さを感じます。
乗船場ではOPがコミュニケーションをはかりながら、乗船の説明を行ってくれています。
私は舟のデッキで待機をして、頭の中である程度のシュミレーションをします。
乗船がはじまります。
私は竿を持ち、舟をしっかりと固定します。
あらかじめお客様に乗っていただいた後、おふたりには最後に乗船していただきます。
ゆっくりと慎重に、それでも早く乗りたいとか他のお客様を待たせないようにというお客様の気持ちもあるのでしょうか、急いで乗り込まれようとします。
「スローリー、スローリー」
ゆったりと声かけながら、桟橋からステップを経由して足場の悪い舟のデッキへと降りていただきます。
舟の椅子に座っていただくまで、およそ3つの段差があり、慎重にゆっくり、そして無事に座っていただきました。
とりあえず、ほっとしました。
そうして下船時です。
舟は反転して桟橋につけるので、私の方にいるお客様が最初に降りることとなります。
すなわち、お二人が先に降ります。動線を少なく安全にですね。
だけど、下船時は多くのお客様が気を張っていられるのか、スムーズに下船されます。
こちらの心配も杞憂となります。
今回もそうでした。
周りのお客様に迷惑かけまいと配慮されているのでしょうね。
川下りは日によって乗り降りが大変になるというお話でした。
川下り、分からん(見えない)ところもありますよね。