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一月上旬某日

 こたつ舟は寒い時期でもお客様に川下りを楽しんでもらえないかと昭和42年にはじまったそうです。


 今日は炭当番でした。

 炭当番ってのは、こたつ舟に入れる火鉢の木炭を準備する係なのです。

 ちょっぴりいつもより朝早くの出社です。

 木炭を燃やすドラム缶を外に出して、木炭を準備します。

 ドラム缶の中に新しい木炭と前日の消し炭を入れ、灯油をまわりにかけ、火をつけます。

 ぶわっ!

 と、炎があがります。

 あとは火鉢を用意し常時、様子を見ながら開店準備をします。

 木炭がしっかり燃えると、ドラム缶のまわりがめっちゃ熱いです。

 熱せられて白くなり木炭の角ばりがとれると頃合いです。

 厚手の手袋をはめ、火ばさみで木炭をとり火鉢へ入れます。

 火の粉が舞い上がり、しばらく作業に没頭すると手袋から湯気がでてめっちゃ熱いのです。

 それから火鉢をこたつ舟の中へ入れます。

 今日午前中は寒いですが、予報では10℃以上とのこと、次第にあたたかくなりそう。

 今年は暖冬ですね。

 だけど、寒暖差が極端なのよね~。



 12月から2月まで、こたつ舟の運航は続きます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] このような人生はとても大変そうですが、楽しいこともあります [気になる点] ご多幸をお祈り申し上げます! [一言] 物語に自分自身を引き込んでみましたが、とても気持ちよかったです
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