11月上旬~白秋祭水上パレード2日目~
バタバタ~と。
前日は雨中のパレードでした。
参加した皆さんお疲れ様でした。
さて、私は今日が初陣となります・・・風が激風なのです。
初日は雨、そして今日は風でございます。
日中の営業を終え、白秋祭担当の船頭は、舟を沖端の町へと移動させます。
ずらり40隻近くの舟が並び、次第に辺りは暮れなずんでいきます。
周りにはひとだかりができて、舟にはうなぎ屋や料亭、仕出し屋さんが弁当やお寿司などを舟に運んできます。
また、お鍋なども楽しむお客様も舟に荷物を運びます。
私の舟は・・・私の立つデッキ半分がクーラーボックスに覆われてしまいました(笑)。
号砲とともに18時過ぎに出発、一隻ずつゆっくりと舟は進んでいきます。
もうね、狭い掘割に舟が密集しているもんだから、スタート切るのが大変です。
ゆっくり舟を出すと雅楽が音楽を奏でる中、沖端橋をくぐり、太鼓の音が響く中、御花邸をぐるり回って、豊後橋をでます。
ここからは勝手知ったる川下りのルート上になります。
掘割の岸辺には、柳川の皆さんが声援をおくります。
「いらっしゃーい」
「おめでとうございまーす」
「ばんざーい」
「柳川よかとこでしょ」
などなど、お客様も手を振ったり、「ありがとう」と声を返しつつ、舟はゆっくりゆっくり進みます。
道中は子どもたちの太鼓、合唱や大正琴、琴、日吉太鼓、ブラスバンド演奏、どろつくどんなどなど柳川市民の皆さんが岸辺にステージを設けておもてなしをします。
さあ、私ども船頭の山場がやってきました日吉神社でのトイレ休憩です。
例年ここでは、押しあいへしあいの大混雑となる場所です。
だが、しかし!今回はノープロブレム、私の担当舟は、先頭の5番目にあたり、悠々到着、だけど、ここから、足場が悪い上にお酒を飲まれているお客様を、安全にトイレへと誘導します。
このトイレ休憩では、係の方やうちのサポート船頭が、補助をしてくれるので、心強いのです。
無事、トイレ後、乗船していただいた後は、残り半分、気合を入れて舟をおします。
そして、城堀水門橋を抜けて二ツ川にでて、指定の場所に舟を係留し花火が打ちあがるのを待ちます。
全部の舟が到着すると、三柱神社から晩秋の柳川の夜空に花火が打ちあがります。
お客様に船頭も思い思いで花火を眺めます。
花火がすべて打ちあがると、パレードは終了、会社の乗船場まで舟を移動し、お客様を降ろします。
それから片付けをして終了となりました。
あっという間。