10月下旬~激風にて竿折れる~
抗えぬ時もある。
20日は全国的にも荒天でしたね。
ここ柳川では激風が吹き荒れておりました。
朝から北東の風が5m~時に体感10mぐれえ吹いておりまして・・・。
川下りは南西では向かい風となるのですが、北東となると追い風です。
一見、追い風で舟が進んで楽そうと思われがちですが、このくらいの風になると、制御が難しく、高い建物の付近では風が舞ってより激風や突風となり舟がめっちゃくちゃ岸に寄せられたり、回ったりします。
で、私、頑丈な重い竿で2度川下りをした後、3回目、微妙な竿を手にしちゃったんですね~。
まあ、いけるだろと出発・・・でも、最初から竿の軽さと中身のスカスカ感に不安を感じます。
それでも、スイスイスイ~っと杞憂に済みそうだなと思った時です。
目的地間際の最終の直線で突風が来て、竿で踏ん張った瞬間。
パキッ!
乾いた音が響きます。
真ん中から真っ二つに竿が折れました。
しもた~。
しばらく、なんとか短くなった竿でおし、偶然通りかかった回送舟と出くわし、同僚船頭から竿を借りて事なきを得ました。
後で気が付くと、折れた竹のささくれが手に刺さって血が出ていました。
人って一生懸命の時って少々の傷みは気づかないですからね。
いい竿を選びませう。