9月下旬~乗合舟の難しさ~
ん~。
朝、OPから、
「山本さん昨日、一番舟でしたよね」
「うん」
「日本人のお客様からメールが届いていまして」
「クレーム?」
「うん、まあ」
「なにもなかったと思うけどなあ~」
「ちょっと内容読んでみますね。昨日朝一番の舟にのった者です。大変楽しい川下りでした。ただ、船頭さんの近くにいた海外のお客さんが騒いでいらっしゃったので、声が聞こえづらかったです。なかなか対応は難しいと思いますし、声かけずらかった思いますが、注意していただきたかったです」
てな、感じでしたかね。
「山本さん、近くの海外の方騒がれていましたか?」
「いやあ、いつもの感じだったで気づかなかったなあ」
「そうですか」
「今度から気をつけるよ」
「分かりました」
と、言ったものの、なかなか難しい対応です。
日本の方なら、オブラートに伝えるのは可能ですが、私みたいなつたない言語コミュニケーション対応ではトラブルの恐れもあります。
そもそも今回は気づいてすらなかったですからね。
それに、もし、私のガイドが伝わっていない、分からないのであれば、海外の方はご家族や友達と話した方が楽しいですもんね。
ん~。
よくあるんです。
私の声が通りにくいってもあるのですが・・・。
なので、
「一番は景色や情景を楽しんでいただきたいです。私のガイドや歌は別に聞かなくてもいいですよ。それだけ、この川下りは素晴らしいです」
と、一応、予防線を張っています。
決して、ガイドや歌に自信がないという訳ではないけど、景色が一番という思いと共に一言添えていますね。
お客様の言葉は身に心に沁みて勉強になります。
ですね。