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一月中旬~質問に答えられない~
よくあるある。
川下り中のことでした。
町中の掘割を進んでいると木々に覆われ鬱蒼とした場所があります。
夏場、そこを通ると、暑い日でも青々とした葉が陽射しを防ぎ、ひんやりと天然のクーラーのように涼しい場所なのです。
今、葉は落ち、冬枯れの姿をしています。
お客様は海外のお客様がほとんどで、私の近くに日本のご夫婦が乗ってらっしゃいました。
「この木は何の木?」
「えっ」
私はその木を見上げます。
分かりませんでした。
「すいません。ちょっと分からないです。後で先輩船頭に聞いて勉強しときます」
「そう」
まあ、こういう時は正直に分からないと答えています。
で、あとで聞いて、のちに同じことを聞かれたら活かす感じです。
あ・・・木の名前・・・聞いてなかった(笑)。
まあね。