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一月中旬~想定以上の激風➁~
新たに学ぶ。
んで、まあなんとか、舟を進めます。
川下りで最も狭い弥兵衛門橋をくぐりました。
ここも抜けた後で、風が強いと岸の方に寄せられることがあるのですが・・・。
想定外でした。
ぐいっと右に舟が寄せられます。
右手には茂みがあり、お客様には絶対当てられません。
竿を強く右に押して、左へ旋回しました・・・それでも風は強かったのです。
私が立っている後方デッキが右岸に軽くあたります。
するとスペースがなくなり竿はさせません。
私は咄嗟に万歳をして両手で竿を持ち上げ、
(あ~やべ~)
と思いつつ、舟の動きに任せます。
私はとにかく竿がさせるようになるまで、万歳のまま、
「お客様、舟の中から手をださないでください。ちょっと風で舟が動かされています」
まさに優雅な白鳥が水面下では足をバタつかせているかの如くです(笑)。
右岸にあたった舟は、ゆっくりと今度は狭い掘割の左岸に、舟の左先端があたり、挙動を戻します。
私は素早く竿を水に入れ舟を進めます。
あ~この場所も気をつけんといかんな・・・改めて学習したのでした。
危険個所(汗)。