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第一話 昭子の憧れる貴方

ども~わんまるです~このサイトでの執筆はこれが初です。小説をかいて人に読んでもらうなんて経験は無いので読み応えもないでしょうけど連載しますので…コメントお願いします。活動報告も上げますのでこの小説を気に入ったら新情報をチェック!

「私が好きな詩はこれです」

そう言って、教室の黒板の前で好きな詩を発表した。

今学校では、詩の勉強を国語でやっている。

~金色の 小さき鳥の 形して 銀杏散るなり 夕日の岡に~

これは、与謝野晶子さんの詩だ。私は、歌人のなかでも彼女が好きだ。ロマンチックで、可愛くて、私ににている気もした。勝手に親近感感じるなんて変だよね?

題名にもあります、私の名前は栗原昭子。昭和の昭に子供の子であきこと読む。晶子さんと同じ名前だ。親近感は、そこから覚えたんだと思う。

私は、ランドセルを背負い晶子さんのことを考えながら、少しずつ紫色に染まっていく空を見上げて家路につく。と、空に段々吸い込まれていくような気がした。それは、確かに間違ってはいなかった。

少しずつ空との距離が近くなっていく感覚。何が起きるのかな?私このままどうなるの、死ぬの?二つの気持ちが混ざり合い、太陽の光も強くなって、目をつむる。何が起きているかは分からない。つよい光が引いて、やっと開けると、マンションもない。公園もない。ビルもない。アパートも、ショッピングモールも、学校すら見えない。さっきまでの風景とは180度ぐるりと変わった。茅葺き屋根の家。瓦屋根も時々見られる。着物やはかまを着た人たち。明治から大正時代のような風景だと思う。

周りを見渡して、気づくと私もその人たちのような服を着ていた。着物だ。

地面に座り込んでいたので立ち上がろうとすると、誰かが手を差しのべた。

「お嬢ちゃん、どうしたの?」

まだまだ続きますからね。二話をお楽しみに♪

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