2人の王子と乙女の溺愛二章
第1節
銀髪の青年
ミレーユ「大丈夫ですか?!すぐ運んであげますからね!」
ミレーユはすぐさま銀髪の青年を抱え達のところへ向かった。
おばさま「あらどうしたんだいミレーユそんなに焦って、って誰だい?!その青年は!」
ミレーユ「仕事を終えて休もうと木陰の方に向かったらこの青年が倒れていたんです、!」
そうおばさまたちに説明すると、
「そうだったんだね、すぐにその子を連れて寝かせてあげなさい。」
「ありがとうおばさま!!」
ミレーユはこの青年を抱えすぐさま村の宿へと向かった。
「よかったぁ。怪我もそんなに酷くないみたい。この方は一体どこの人なんだろう。。」
ミレーユはその青年が誰かわからないから探ったら青色に光るペンダントが出てきた。
「一体どこのペンダントなんだろう?なんか変な紋章書かれてるし。。」
その青年のポケットから青色の石がはめ込まれたペンダントが出てきた。手にとって見てみると石はとても透き通って何色にも染まらないような綺麗な青色だった。そしてミレーユはそのまま寝てしまった。
第2節
カイン
「あらやだ。私寝てしまうなんて。」ミレーユは起き上がり青年の方を見てみると。
「お前は誰だ?何故私はここにいる。まずここはどこだ。」
「あなた目が覚めたのね!私はミレーユ!あなたが倒れていたから助けてあげたのよ!!そしてここはハラル村自然がいっぱいでとってもいい村よ!」
「ここはハラル村というところなのか。聞いたことがないが。お前はミレーユと言うのか。礼を言う助けてくれてありがとう迷惑をかけたな。」
「いえいえ!とんでもないです!倒れていたから心配しちゃって、あ、そうだ!あなたの名前はなんで言うのですか?」
「私はカイン・ベルフェルク、カインでいい。よろしくな。ところでミレーユは何故私のペンダント持っているのだ?」
「カイン、、、カインですね!あ、ごめんなさい!このペンダントついつい見とれちゃって。見ていたらすごく落ち着くんです。」
「そうだったのか。まぁ構わない。」
すると。扉の方から何やら騒がしい音が聞こえた。
「ドンッドンッドンッ」
「ミレーユいるの?!逃げて!!!ゴブリンの集団が私たちの作物を荒らしに向かってきてるの!」
ミレーユはその瞬間恐怖に震えながらペンダントを握りしめるのだった。