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海人の短編集

「死」ということ

作者: 海人

私はあなたより長く生きる。ずっとずっと長く。

あなたは私よりも早く旅立ってしまう。

私はあなたがいなくなった時に嘆き哀しむだろう。それはあなたが大切な家族だから。


初めて出会った日、私が声をかけたらゆっくり笑ってくれたね。

私はね、あなたの笑顔が好きだった。

私が悲しいときはあなたも悲しみ、あなたが悲しい時は私も悲しんだ。


でも、昔から決まっていたの。あなたは私より早く逝ってしまう。

あなたがどう足掻こうと、運命だから。


あなたがいなくなった時、私はどうしたらいいの?

今まで悲しいことがあった時はあなたがいた。

でも、あなたがいなくなったら私はどうすればいいの?

あなたを作ればいいの?

また、新しいあなたを見つければいいの?

答えて…。



私のたった一人の友達。私を永遠に癒して…。

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― 新着の感想 ―
[一言] すごく続きが気になります。どうして「あなた」が先に逝ってしまうと分かっていたのか、最後の一行の意味深さ。毎度毎度しつこいようですが、続きを書いてみてください!
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