「死」ということ
私はあなたより長く生きる。ずっとずっと長く。
あなたは私よりも早く旅立ってしまう。
私はあなたがいなくなった時に嘆き哀しむだろう。それはあなたが大切な家族だから。
初めて出会った日、私が声をかけたらゆっくり笑ってくれたね。
私はね、あなたの笑顔が好きだった。
私が悲しいときはあなたも悲しみ、あなたが悲しい時は私も悲しんだ。
でも、昔から決まっていたの。あなたは私より早く逝ってしまう。
あなたがどう足掻こうと、運命だから。
あなたがいなくなった時、私はどうしたらいいの?
今まで悲しいことがあった時はあなたがいた。
でも、あなたがいなくなったら私はどうすればいいの?
あなたを作ればいいの?
また、新しいあなたを見つければいいの?
答えて…。
私のたった一人の友達。私を永遠に癒して…。