空に落ちる
カクヨムで密かに投稿していた作品です。
空はどこまでも続く。
もう終わろうとする僕と違って。
空は全てを包み込む。
でも、僕の小さな、小さな心までは包み込んではくれなかった。
でも、僕はそんな空が好きだ。
空だけが、いつも僕を見てくれる。
空だけが、僕のどんな言葉も聞いてくれる。
そして
空だけが、ぼくの全てを受け入れてくれます。
ぼくは今、上の空と下の空が混ざり合うのが見える場所にいます。
ここにはぼくの場所はありません。
でも、そこにはぼくの場所があります。
だから
ぼくはそこへいきます。
ここにはいまさらかなしむひとはいません。
だから、さいごはだいすきなそらとまざってひとつになります。
さよなら
さよなら