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アイドルの数が多すぎるから、半分は豚鼻に変える

 豚顔の魔法少女ブーヒーは、


 日本という国のアイドル業界をチェックして部屋で読んでいた。


「可愛い子ばかりで、正直、嫉妬するわ(^_^;)」


「なになに、世はアイドル戦国時代。

 数々のアイドルがデビューしては消え、

 デビューしては消えて、定着するアイドルは一握りなの。」


「ほうほう。

 ということはアイドルが多すぎて、余っているってことよね。」


「面白いこと、考えた(*^^)v」




 とある日。

 今、人気絶頂のアイドルグループのじゃんけん大会が行われる。


 じゃんけんで勝ち残った16人が新曲を歌うという、

 ユニークなじゃんけん大会。


 そのじゃんけん大会で、初戦で負けたアイドル達の鼻を、

 もの凄く上向かせて、鼻の穴が丸見えの豚鼻にする計画よ。


 豚鼻じゃなくて本格的に豚顔にすればいいような気もするけど、

 それじゃあ、あまりにもひどすぎるだろうしねぇ。

 だって美少女が、

 いきなり養豚場にいそうな豚と、遜色ないような顔になったら、

 絶望して自殺しちゃう子も出てきそうだしね。


 だから、あたしは優しいから、鼻を豚鼻にするだけよ☆☆


 なになに、鼻を豚鼻にするだけでも優しくなくて、

 悪趣味だって!?

 そこは許してね、てへぺろ(^o^)



 主催者や観客も洗脳して、根回ししておいた。


 じゃんけん大会の開会の挨拶で主催者から説明がある。


 主催者「えー本日は、じゃんけん大会を行う。

 事前に言っていたとおり、ベスト16に残れば、

 新曲のメンバーに入れるが、

 急遽、もう1つ条件がつきます。

 それは・・・・

 初戦で負けたメンバーの鼻を豚鼻にするというものです。」


 メンバー達「え? え? 何それ? どういうこと?」


 主催者「言葉通りさ。

 じゃんけんで負けたメンバーは魔法で豚鼻になってもらうよ。」

「我がグループも人数が増えすぎてて、

 アイドル戦国時代を十分に戦っていくのは、

 困難になってるのさ。

 だから初戦負け、すなわち大体半分のメンバーには、

 豚鼻になってもらってアイドルから撤退してもらうよ。」


 メンバー達がざわざわとするも、

 魔法で豚鼻という言葉が信じ切れずに、

 笑っているメンバーも多かった。


 主催者「口で言うより、実感してみればいいな。

 それでは、じゃんけん大会始め!」



 そして一回戦の第一試合が始まり、

 勝敗が出る。


 主催者「よし、アイカちゃんは今から豚鼻になーれ☆」


 その主催者の言葉と同時に、あたしの豚鼻化の魔法が鼻に向かっていき、

 その子は驚いた顔を見せながら、

 すらっとした高い鼻から、

 鼻の穴が丸見えの豚鼻に変わっていった。


 鏡にうつる自分の顔を見て、

 アイカちゃんは、「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ」と泣き崩れた。



 魔法をかけた、あたしが言うのもおかしいけど、

 鼻が豚鼻になったぐらいでそこまで悲しまなくてもいいのに(^O^)

 それなら、細目で豚鼻の子豚みたいな顔した、あたしはどうなるんだっての!


 しかし、ファンの反応もひどいものだった。

 ファン「俺たちの、アイカちゃんが醜い雌豚に。

 さらば、愛しのアイカちゃん。」


 それを聞きながら、洗脳した、あたしが言うのもおかしいけど、

 ファンってひどいなーと思った(^_^;)

 鼻が豚鼻になっただけで、そこまで言うのかよ!


 元々アイドルファンって面食いだからなー、

 だから大事なパーツである鼻が、豚鼻になっただけでショックなんだろうけど、

 それはファンとしてひどすぎないかい。

 それなら、細目で豚鼻の子豚みたいな顔した、あたしはどうなるんだっての!

 あ、繰り返して言っちゃったわね(^_^;)



 あたしの目からみると、豚鼻になった子も、

 いわゆる鼻が豚なだけで、それ以外は可愛い子だった。

 とはいえ、豚鼻だと著しく評価が下がるっぽい現代の日本だから、

 それだけで美少女扱いから、ブス扱いを受けてしまうのかもしれないわね。


 作者みたいな豚鼻フェチには最高なんだろうけど、

 普通の世界では、いわゆる、

「鼻以外美人」とか「鼻だけ残念」ってくくりに入っちゃうのかしら。



 そんなこんなで、じゃんけんの初戦を控えたアイドルメンバー達は、

 豚鼻にされるというのが現実のことだと理解し、

 阿鼻叫喚し、中には失禁するアイドルもいた。


 しかし、そんなことは知ったこっちゃない。

 続々と、組み合わせが進んでいく。


 メイちゃん「わたし、豚鼻になんかなりたくない。

 カズハちゃん、わざと負けてよ。

 カズハちゃんの鼻って、もともと少し豚鼻じゃない。」


 カズハちゃん「いやよ、アイカちゃんの変わりよう見たでしょ。

 並の豚鼻じゃなくて、養豚場の豚みたいな豚鼻じゃない。

 私も豚鼻になんてなりたくないし。

 てゆーか、メイちゃん。私のこと前から豚だって思ってたのね。

 こういう時に人って本心が出るのよねー。」


 メイちゃん「ち、ちがうわー。」


 などと泥仕合をしながらも、運命の時を迎える。


「じゃんけん、ぽん!」


 カズハちゃん「やったー、勝ったー!!」


 その瞬間、メイちゃんの鼻に魔法がかかり、

 鏡にうつったメイちゃんの鼻は立派な豚鼻になっていた。


 メイちゃんは元々、普通よりちょっとぐらい可愛い程度の、

 キャラ重視で売ってるアイドルであった。

 そのため、そういう子が豚鼻になると、


 あー、ブスって感じに見えたわ。


 魔法をかけた私が言うのもなんだけど(^_^;)、

 メイちゃん、可哀想(>_<)


 他の敗者はマスクで鼻を隠せば、ごまかせそうだけど、


 メイちゃんはマスクで鼻を隠しても、美人では、ないわね。

 元々、目が大きくないから。



 そんなこんなで、じゃんけん大会も終了し、

 初戦で負けたアイドル達は翌日に解雇されていった。


 中には、負けたメンバー達に声をかけて、

 豚鼻アイドルグループを地下で結成したのもいたみたいだけど、

 すぐに消滅したみたいね。

 作者みたいな豚鼻好きは一定数いるんだろうけど、

 ニッチすぎるしね。

 とはいえ、その中の何人かは、

 雌豚を飼いたいS男に連れられて、幸せに結婚したらしい。





 え、この話にオチなんてないわよ(^o^)

 いつも通り、私のわがままで人間を困らせて終わり。

 それが魔女の特権だからね☆☆


 強いて言うなら、

 みんな容姿にこだわりすぎじゃない。

 豚鼻でも十分可愛いというか、豚鼻の方が可愛いと思うの。


 あたしと作者の本音といえばそれまでだけどね。


 さぁて、次は、どんな人間を豚化とか豚顔化とか豚鼻化しようかしら(*^^)v

アイドル鼻責め総合サイトとかいう素晴らしいサイトがあって、

そこでアイドル達の鼻フックとか豚鼻を堪能することも多いです。


アイドル達にとっては罰ゲーム感覚で面白いんでしょうけど、

僕にとっては、可愛いというか興奮の材料です。


ま、豚鼻かどうかは別にしても、

美少女が、突然ブスになるとか、

デブになるとか、

そういう醜くなる話は嫌いじゃありません。


あ、それでも作者目線では豚鼻は可愛いですが。

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