第20話 突発コラボ⑥
どうも、木綿希です。前話に引き続きこの作品を読み始めていただきありがとうございます。では、この作品をお楽しみください。
「なんで十六夜先輩はボクをそんなに怖がってるんです?」
『いや、その……配信側の音声はミュートだったんだけどウチとの通話が繋がってるからガッツリお説教の声が聞こえたと言いますか……。』
「え〜っとじゃあTUMUGI先生は?」
TUMUGI[こ、怖かったです……ひぐっ……]
[あ〜あ!蒼井ちゃんTUMUGI先生泣かした〜!]
[うわぁ〜蒼井ちゃんひどーい!]
[先生にいうよ!]
「え?なんで?通話も繋いでないから聞こえるはずないのに……」
TUMUGI[復活したし立ち絵もあるからせっかくだし配信お邪魔しようと思って配信部屋言ったらちょうどお説教してて……蒼井ちゃん怖かった]
「いや、あれは明らかなライン越えだったからちゃんと怒ったけどそんな怒ることなんてないからさ、ね?」
TUMUGI[うん……]
「ちなみに今どこにいるの?」
TUMUGI[配信部屋の扉の前で体育座りしてる]
「中で一緒に配信しよ?怖がらせちゃったよね?ごめんね?あれ?ボク自分の母親に対して何してるんだろ……。自然に受け入れちゃってたけどおかしいだろこれ!だってTUMUGI先生精神が幼児化してるもん!」
[あ……たしかに]
[なんか違和感なかったよな]
[蒼井ちゃんがママすぎた]
TUMUGI[うん、もう大丈夫一緒に配信する]
「おいコメ欄!お、来た来た!え?身体が……縮んで……。」
[え?嘘だろ?TUMUGI先生……]
[TUMUGI先生がコ〇ンくんに!?]
[コナン・ドイル……TUMUGI先生がイラストレーターから小説家にジョブチェン!?]
[違うそうじゃない]
「はさすがにいないか。別日縮んだところでコ〇ンくんにはならないでしょ……。ん?USBメモリ?これを使えって?」
"コクンッ"
「え〜っと刺すところ刺すところ……あったあった!って入らん!これ一発で刺せたことないんだけどもっと指しやすい造りにできないもんかね!うし!刺せた!で、メモリ内のデータを取り込んでっと……。おぉ〜!」
[おいてめぇ一人で楽しんでんじゃねぇ!]
[俺らにも見せろ!]
[放置されてるルナちゃん可哀想]
[そういやルナちゃんとのコラボだったな]
[みんなルナちゃんのこと忘れすぎじゃね?]
「ルナちゃん?…………あ!そうだ十六夜先輩とのコラボ中だった。十六夜先輩〜?」
『いや、その……私のことはお気になさらず……。』
[ルナちゃんの唯一のアイデンティティが……]
[一人称がウチじゃないルナちゃんはルナちゃんじゃない!(過激派)]
[え?あれそんな大事なものだったの!?]
[あお友さん達に説明しよう!]
[ルナちゃんの一人称は例え偉い人相手でも自分のアイデンティティだからと頑なに貫いてきたものなのだ!]
[それを説教された知り合いの姿と説教した後輩の姿にビビって一人称使うのをやめるのは。]
[普段のルナちゃんからは考えられないことなのだ。]
「十六夜先輩……正直情けなくて見てられないんで普段の調子を取り戻してくださいよ。」
[情けなくて見てられないわ草]
十六夜ルナ[そこまで言わなくても……]
[ルナちゃんがビビってついに直接話さなく……]
[これはたしかにちょっと見苦しい……]
[先輩としてこれはない]
[先輩が後輩にこんな姿見せるなよ……]
十六夜ルナ[みんな酷くない?]
「ボクの憧れの先輩、UP二期生のエース十六夜ルナはもういないのか……。」
[畳み掛けるなぁ……]
[オーバーキルやんけ]
[死体蹴りはやめてさしあげろ]
十六夜ルナ[うぅ……もう!やりゃいいんでしょ!やりゃあ!やってやんよ!蒼井ちゃんでもなんでもかかってこいやぁ!]
[そういうのは通話で直接言ってもろて]
[チャット越しでイキるルナちゃんなんて見たくなかった……]
「十六夜先輩……ボクもういろいろ疲れた。幼児化TUMUGI先生でも愛でてよ。よしよしTUMUGI先生可愛いねぇ〜。」
『キャッキャっキャッ!へへへぇ〜。』
「誰かこのカオスな状況収拾できる人知らない?」
ここまで読んでいただきありがとうございました。毎日投稿出来るよう出来るだけ頑張ります。この作品をこれからもよろしくお願いします。次の投稿は12時です!




