<TIPS>第四章までの設定まとめ
<時間が無いときの超簡単四章あらすじ>
①光導列車にてロングフェロー王国に入国
②ミューズの気配を感じてノルドヴァルト騎士学院に入学
③フガクはアルカンフェルの指導により『神罰の雷』を強化
④学院の裏で暗躍していたミューズを討伐
⑤王都への旅立ち
<キャラクター>
■フガク
本作の主人公で異世界転移者。顔は美少女で身体は成人男子、白黒頭の前向きな男。
『精神力SS』という特に使い道のないスキルを持っている。
ミユキをフェルヴァルムから救うため、魔王の権能『神罰の雷』で命を削りながら戦う。
ミユキとは少しずつ距離を縮め、互いの命を預け合う関係となっている。
■ミユキ=クリシュマルド
本作のヒロイン。朗らかで誰に対しても優しく丁寧な性格。
人間離れした身体能力を持つ長身美女で、フガクとは運命共同体となった。
育ての親であるフェルヴァルムから逃げ続けており、トラウマを持っている。
その悲壮な生い立ちから、”幸せな人生を生きたい”という目標がある。
■ティア=アルヘイム/セレスティア=フランシスカ
本作のヒロインその2で、もう一人の主人公。
フランシスカ研究所で人工聖女を研究する計画の成功作『災厄の三姉妹』の一人。
研究者のガウディス(ともう一人)を殺すことと、研究の失敗作である魔獣『ミューズ』を葬送することを目的としている。
ウィルブロード皇国の聖庁から旅に出ており、王室からの援助を受けている。
■レオナ=メビウス
ガウディスによってティアに差し向けられた、暗殺ギルド『トロイメライ』のアサシン。
襲撃に失敗し、ギルドに戻れずティアの旅に同行することになる。
生意気な性格の天才メスガキ暗殺者。
■フェルヴァルム
かつて戦災孤児となったミユキを拾い、修道院で育てた育ての親。
ある日を境にミユキの命を狙うようになり、ミユキのトラウマとなっている宿敵。
フガクを、”血塗られた運命を終わらせられる”かもしれないとして、再会を約束する。
■ゼファー=アストラル
ティアの復讐相手ガウディスの関係者であり、バルタザル国立研究所の研究員。
『爆炎の魔女』の異名を持つ魔女。
破滅的な性格で、ミューズや赤光石に関する研究を行っている。
■エレナ=ドラクロワ
バルタザル国立研究所の研究員で、アストラルの同僚
世間話が止まらず周囲を疲弊させるので、周囲からは距離を置かれている。
■アンドレアル=ガウディス
バルタザル国立研究所の責任者であり、”局長”と呼ばれている。
”神に挑む”という目的のもと、赤光石を活用した天使と聖女の研究を行っている怪人。
ティアの復讐相手の一人であるが、彼自身はティアの力に一目置いており刺客を差し向ける。
■リュウドウ=アークライト
冒険者を装い、大陸各地で『赤光石』の回収任務を行っていたバルタザル軍属の兵士。
天使の力を持つ魔人として改造されており、『深淵開放』とよばれるスキルを扱う。
ユリナに懐かれている。
■ユリナ=フランシスカ
『災厄の三姉妹』の一人で、強大な力を持つ無口無表情の不思議ちゃん。
バルタザル国立研究所に実質軟禁状態だが、ガウディスの聖女研究においては核となる人物。
自分を怖がらないリュウドウに懐いているが、煙たがられてはいる。
■ミハエル=ヴァルター
ロングフェロー王国の王の親衛隊長であり、ノルドヴァルト騎士学院の講師でもある。
”剣帝”の異名を持ち、数多くの弟子がいる大陸最強の騎士『三極将』の一角。
■アルカンフェル=ガレオン
大陸最強の三騎士『三極将』のオーギュスト=ガレオンの弟。
アルカンフェルは騎士ではないが、底知れない実力と闘争を好む寡黙な獣のような男。
学院外部講師として、フガクに『神罰の雷』の新たなる戦い方を指導する。
■ヨハン=シュルト
ノルドヴァルト騎士学院の講師であり、ヴァルターの弟子のひとり。
ミューズによって操られており、フガクたちの前に立ちはだかった。
現在は洗脳が解けたので騎士に戻ったが、陰険で冷たい性格は大差ない。
■アギト=グラスランド
レッドフォートの諜報員で、バロックの同僚。
軽薄で女好きな性格だが、高い身体能力と手先の器用さを併せ持つ。
バロックと共に学院を出てウィルブロードへ向かう。
■バロック=レブナント
レッドフォートの諜報員であり、アギトの同僚。
『爆弾作成』のスキルを持つ生真面目な男。
アギトと共に学院を出てウィルブロードへ向かう。
■エフレム=メハシェファー
リリアナを巡ってティアたちと敵対した、魔女でありロングフェロー軍の騎士。
メルエムの養女で公爵令嬢。姉のエリエゼルに畏敬の念を持つ。
■エリエゼル=メハシェファー
大陸最強の三騎士『三極将』の一角とされる隻眼の公爵令嬢。
エフレムの義姉であり、メルエムの養女。
いつでも優雅で華麗な淑女だが、とにかく斬り合いが大好きという難点がある。
■メルエム=メハシェファー
ティアをして「絶対に敵対してはならない」とされる、魔女の王。
魔界シェオルに還るため、魔女の仲間を集める『回帰派』とよばれる過激派の代表でもある。
普段はロングフェロー王国にあるフレジェントンタという自治領内にいる。
<用語>
・銀鈴
フガクがティアから渡された”国宝級の剣”。
・ミューズ
白い女性の身体を持つ異形の怪物で、ガウディスが人工聖女を作る過程で生まれた。
・光石
膨大なエネルギーを持つ輝く石。
生活器具から軍事利用まで、異世界が独自の文明体系を築く要因となっている資源。
・赤光石
ミューズの体内にある赤く輝く石。
現在ティアたちは3つ持っている。
アストラルが研究しており、情報リンクという機能がある。
・銀時計
フガクとミユキが帝都で購入したおそろいの銀時計
・バルタザル国立研究所
ティアに差し向けられる資格の依頼主。
国家機密として場所などが秘匿されており、目下ティアは調査中。
・三極将
ロングフェロー王国にいる、大陸最強とされる以下三人の騎士。
ミハエル=ヴァルター
オーギュスト=ガレオン
エリエゼル=メハシェファー
<地図>
①ゴルドール帝国
フガクの旅のスタート地点。
②ウィルブロード皇国
ティアが旅を開始した場所。
北部の山から魔界シェオルに行ける
③バルタザル王国
バルタザル国立研究所があり、リュウドウやガウディスがいる。
④ロングフェロー王国
旅の現在地。
騎士学院はセーヴェンにあり、次は王都に向かう。
⑤ハルナック王国
⑥アレクサンドラ王国
⑦アイホルン連邦
⑧レッドフォート共和国




