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女王様、異世界に転生して無双する。  作者: ぱりのりツナ
1.女王様、異世界転生する。
9/13

8.女王様、学校に行く。

マーキュリア国立大学。そこはこの大陸随一の学校で

あり、各国の首脳陣の出身地であり、世界最古の学校

でもある。大陸随一だけあって、年齢層は6歳から25歳

まで幅広いといえる…が、まあ6歳児が紛れ込むことは

30年に1回あるかである。つまり、そのレアな6歳児は、

学校側からも多大なる期待をされているということだ。



ピカピカの革のバッグ。オシャレな制服と帽子。

気分は完全にピカピカの一年生だ。

今私は、マーキュリア国立大学の入学式に参加して

いる。大学試験の様子はまあ特に面白いモノじゃない

ので省略するが、内容はクソ家庭教師の宿題と似通っていたことは言っておこう。あいつは多分最初からここに

通わせようとしていたんだろう。何でかは知らないが。


「次は、生徒会長、ソフィー・ダンデライオンさん」

そう紹介されて、生徒会長はお手本のような歩き方で

段に上がった。ソフィーは金色の絹のようなハーフアップで、赤いたれ目のモデル体型。つまり美人だ。

正直ぽっちゃりしたフクロウみたいな校長の話以外

聞いていなかったが、この人は何だかオーラがある。


「ごほん!」

ソフィーが咳払いを一つすると、退屈そうにしていた

生徒も一気にソフィーに視線を注いだ。


「私はソフィー・ダンデライオンです。まずは皆さん

ご入学おめでとう!マーキュリア国立大学に入った

あなたたちは、既に生徒会の仲間です。不安なことや

質問があれば、気軽に話しかけて下さいね!」

そう言うと、ソフィーは段を下りて自分の席に戻って

いった。生徒たちから驚いたような声が聞こえる。

さっきまで、同じことを何度も言ってるとしか思えない教頭の話を聞いていた私(と他の生徒)は、あまりに短い

生徒会長のスピーチに面食らってしまったのだ。


生徒会長と、仲良くなれるといいな。


色んな説明が終わると、私たちは先生の引率で教室に

入った。何か先生とよく目が合うが気のせいだろう。


教室はいたって普通だったが、マーキュリア国立大学

には、協会が着いていて、ステンドグラスや大きな、

図書館、装飾品が綺麗で凄かったのは覚えている。

まだ友達が出来ない…?あれ、おかしいな

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