プロローグ.女王様、ミスって殺される。
女王様が異世界チートと覇気で無双して、
いつの間にか国作っちゃう話。
<おーい… おーい…>
<聞こえていますか…? 優輝様…?>
…あぁ、私は死んだのか…
<…そうですね>
何だその間は…? まぁいい、それで何の用だ。
私は生き返るのか?
<それは無理ですね、あなたの体はもう火葬済みです…>
…お前、さっきから怪しいな。私に何を隠している?
<いやね、私も別にわざとじゃなくってね?>
急に距離詰めてきたな!?
っていうか、まさか…私が死んだのって…
<私がミスって雷落としたからでーっす☆>
こ、こいつ… 私はまだ、現世に残した犬がいるんだ!!
どうにかして戻れないのか!?
<犬…?犬のコスプレした変態なら、そこにいますよ?>
クゥ~ン?
……犬山、アイツの魂はこんなハゲデブおじさん
だったのか…。
<で、話を戻しますが、私のミスなんで現世で
生き返れない代わりに、いわゆる楽しい異世界転生
しませんか?モチロン、チートはあげますよ?>
…分かった!!<物分かり良すぎですね>
だが、一ついいか?
<なんですか?>
犬山は連れていって…<ダメです>
く、くそっ…
まぁいい。チートの内容は私が決めていいのか?
<いいですよ、そもそも前世で女王様とか呼ばれてた
人がこんな明らかにオタクの話に着いていけてるのが
不思議ですが…>
…まぁ、私は博識だからな!(実は異世界転生物大好き
だってバレなくて良かったー!!)
<筒抜けですよ、女神ですから!
(ふふん、女神の威厳、やっと見せつけられたわ!)>
お前は別に心読めなくても筒抜けだぞ…
じゃあ、私が欲しいチートはだな…
成長加速、ストレージ、剣聖、賢者だ!!
<…多くない?> 妥当だ!!!
<成長加速は五倍くらいでおっけー?
ストレージも多分おっけーで…
剣聖は剣の扱いが剣聖レベルになる、
賢者は全ての魔法が使えて分かる…こんな感じ?>
ああ!!そんな感じだ!!
<もぅぐだってるから落とすね~、
良い異世界ライフを~>
メタ発言して落とすなー……!!!
<うし、仕事完了!>
見てくれてありがとうございます!!