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(41)王国の光

「グロリア……グロリア、私の可愛いグロリー」


ベッドに身を臥せる母は、うわ言のようにグロリアの名前を呼んだ。

グロリアは医師を一瞥し、彼が頷くのを見届けてから母の痩せ細った手をとった。


「お母様、グロリアならここにいますわ」


近頃母は目に見えて弱り、微熱がちになって食欲も落ちた。魔術医は気鬱の類いと言ったが、そうなるのも無理はないだろう。

母はほとんど唯一の、本当の味方であった父ーーかつ先王ウィリアム・ランカスター2世ーーを、失ったのである。

もちろん、王宮はこの哀れな未亡人に、元より辛く当たることはけしてなかった。しかしながら母は、影から、何より己自身で『男児を産めなかった王妃』の烙印を押し続けた。


母メアリ・ランカスターは、初産にて腹からグロリアを取り出したのち生存を果たした。

奇跡の王妃。しかし、その代償として二度と子を望めない体となった。

通例このような場合、王は公妾などを持つものだが、王は新たな胎を設けるよりも、文字通り生涯、妻とその娘を愛し続けた。

それは王妃メアリを護る鉄のベールであったことには間違いないが、同時に重荷でもあった。


「グロリア…グロリア…」


故に母は、執着した。


「必ず……ジョフリーと一緒になって………」


グロリアとジョフリー・タウンシェンドの結婚に。

自らの血も引く従甥を、娘の夫として、義息として、王族に迎え入れることを。


メアリの手は小さく震えていた。指はかろうじてグロリアの手に引っかかっているように弱々しく、もうそこにしか縋る場所がないようにも見えた。

グロリアは目を伏せ、両手で母の掌を包むと、彼女に耳元で「安心のしてください、お母様」と呟く。


「グロリーは上手くやりますよ。ええ、必ず」


すると母は薄く笑みを浮かべ、頬には一筋の涙が流れ落ちた。


愚かな。


安心したのだろう。母は瞼を閉じ、眠ってしまったようであった。グロリアはせめてその規則正しい寝息だけは乱さぬよう、そっと手を母の元に戻す。そして主治医に「引き続き、彼女に看病を頼む」と、その場から立ち上がった。


「私はこれより、王侯議会へと向かう」


グロリアは眠るメアリを背に、母の部屋を後にする。

そして従者を引き連れ、議会の場へと向かう廊下の途中で、グロリアは再度「なんと愚かな」と心中で自嘲した。


あのような、どちらともとれる場当たり的な言葉で、ついぞ私は母を王座から引きずり下ろし、女王となったのだ。


国王崩御後、急場凌ぎで即位していた王妃メアリから、成人済みの王女グロリアへの譲位は、メアリの容態からするに正当なものだったと言える。

しかしグロリアにはどうしても、母を騙くらかして最後の一撃を与えた、という自認があった。

メアリにジョフリーとの結婚をちらつかせれば、容易に王位がグロリアの手に落ちてくることは、痛ましいほどにわかっていた。


だが、グロリアにはジョフリーと結婚する気など毛頭ない。


彼女の目的は、ヴァージンクイーン。

自らの手でこの地を、安寧と繁栄の太平王国へと導くことだった。

もしジョフリーと結婚してしまえば、近衞騎士長として実質的な国の軍事を握る彼が、権力を握ることは、簡単に想像できた。


グロリアは小さく首を振るう。

否、我こそが国の守護者。

庇護者には収まらぬーーそれが母の期待に反しようとも。


ふと、グロリアは先日の晩、温室で彼女に対して恐れ多くも啖呵を切った、友人のことを思い出した。



ーーーー姫様、私は大罪人であり、来訪神です



その言葉は、自らの狡猾さに、自ら傷つくグロリアの心に、勇気をくれた。

さらには、「ふふ」と笑みまで溢させる。



そうね、アリア。

私も大悪人であり、王国の統治者よ。



急に声を漏らしたグロリアに、従者は怪訝そうな声で「陛下…?」と身を寄せてきた。グロリアは問題ない、と臣下の心配を手で制し、背筋に走る身震いを抑えながら、国の伏魔殿とも言える場へと、足を早めた。


「行きましょう」


女王として初めて挑む、王侯議会。

背筋を伸ばしたグロリアの顔は、笑っていた。





王侯議会とは。

王家ランカスター家と、その配下である七つの家で構成される、政治における国の最高機関である。

とは言え、専制君主制が採用されているこの国では、『議会』は実質的には補佐機関であり、最終決定権はあくまで国王が持つことになる。


「とは言え」とグロリアは、国王の椅子に腰をかけながら、目だけで周囲を見渡した。

王宮は、鮮やかなコバルトブルーの壁面から『青の間』と呼ばれる一室で、議会は開かれる。

グロリアに準じて椅子に座り始める面々は、既に幾度も議会に参加している古狸たちで、一癖も二癖もある政の古兵である。

先王ウィリアム2世は、その気質から『合議的な議会』を望んだ。

それ自体はいい。だか時に議会は王よりも先立った。

グロリアは議会に参加すること自体は初めてであったが、王女時代から降りてくる決定事項に父の意志が感じられないことが多々あった。

それは、王は最終決定権を持つ責任者でありながら、時にただ判を押す傀儡であったことを示していた。


さて、

この狡猾老獪共は、この若き女王をもただの美しい人形と扱うだろうか。


「皆の者、ご機嫌麗しゅう」


グロリアは顔を上げた。


「議会を始めよう」





議会はまず、女王グロリアの戴冠式の話題となった。

宰相のロバート・サマセット(『アリア』の父である)が、戴冠式までに必要な段取りを読み上げていく。日時決定、衣装や楽曲の発注、招待客の選定等々、多岐に渡る複雑怪奇なプロセスがあるわけだが、それらは一旦彼らの好きのさせるとして、いつ、自分の一案を口にするか、機会を伺っていた。

すると、その様子が彼らには不調に見えたのか、ロバート・サマセットはわざとらしく眉根を寄せて、「陛下、心中お察しします」とグロリアに話を振ってきた。


「まだ先王が崩御されてから日が浅い……すぐには『次』の話などできないことでしょう。しかし戴冠式は、新王即位を国内外に知らせる重要な儀式。我々七家が誠心誠意、陛下をお支え致します故、どうかご安心を」


グロリアは…………笑ってしまった。

なんと自分は、舐められていることだろう。私が悲しみは、全てあの温室で断ち切っていたこちを、彼らは知らないのであろう。

しかしそれが故に、機会が私に回ってきた。

面白くなってきた。

グロリアは人差し指を口に当てると、弧を描く唇を隠しながら、押さえた声色で言った。


「そうね。ただでさえウィリアム2世急逝で臣民は揺れていることでしょう。この機を狙う諸外国もいるかもしれない。今こそ、国家盤石に尽くすべきよね……サマセット」


そして、その指でロバート・サマセットを指した。


「戴冠式の段取りに一つ、加えて欲しいものがあるわ。皆の不安を拭うものを」


そう指名されたロバート・サマセットはグロリアの意図が分からず、目を泳がせた。しかし議会のお歴々も検討がつかないようで、誰も彼を出し抜いて答えを述べることはできなかった。

ただ1人、


「北伐、ですか?」


ジョフリー・タウンシェンドを除いて。


「女王陛下」


物騒な言葉に、議会はにわかに騒然とした。

北伐ーーーー北部討伐。

この数少ない言葉で、彼女の考えをほぼ正確に見抜いたのが、他でもないジョフリーであるという事実に、グロリアは喉奥に苦いものを感じる。

しかしながら、グロリアは己を律し、ざわつく周囲を押さえつつ、


「厳密には違う」


と平静を装って、腕を組んだ。


「クーデター犯からの“自白”で、北にキャンベル家の遺児がいると判明した。北部に遠征し、彼女をこの王都に呼び寄せてほしいの」

「キャンベル……というと、先の内乱では北の賊軍、反ランカスターの急先鋒ですな」


そう反応したのは、軍務官であり、ジョフリーの父でもある、リチャード・タウンシェンドだった。


「その遺児を始末するのではなく、何故、保護するのですか?ひ…いや、陛下の寛大な御心は理解できますが……」


この軍務官は、ジョフリーの父とは思えぬほどの、剛健ではあれど単純な男である。故に公には国の総軍事指揮権は彼にあるはずなのだが、事実上その息子に力を握られ、その行動の正当性として利用されている。

グロリアはこの父子を自身に照らし合わせ、また嫌な気持ちになる。

も、リチャード・タウンシェンドの言葉に首を振った。


「『人質』にする為、よ。厄介な駒は手の内に入れてしまった方がいい。反ランカスターの象徴たる彼女を王都に住まわせば、残る賊軍らもおいそれと我らを狙えなくなるでしょう」


「ううむ……」と呟いて、リチャード・タウンシェンドは、身を引いた。その横では息子ジョフリーがにこやかに笑っている。


「して」


次に言葉を発したのは、財政官のレオポルト・ラッセルだった。


「その北部遠征とやらには誰を派遣するおつもりで?」

「もちろん、近衞騎士団に行ってもらうわ」

「ほう、御軍を動かすと」


レオポルト・ラッセルは重い口ぶりで、顎に蓄えた髭を撫でた。

明らかに、好意的ではない。グロリアは静かに息を吸い、そして吐いてから、考えを口にする。


「これには先に述べた通り、キャンベルの遺児捕獲の他に、近衞騎士団の名誉回復も狙いとしている。ラッセルよ、貴様の子息にも悪い話ではないはずよ」


レオポルト・ラッセルはただ笑うだけで、何も言わなかった。

グロリアは構わず続けた。


「先王の死因について、今は箝口令が敷かれている。しかしじきに何処から漏れ伝え、臣民に知れ渡る日もそう遠くない。その前に、近衞騎士団が王の手であるという、揺るがぬ実績を作りたい」

「なるほど、それは面白い判断だ」


ラッセルは髭をなぞりながら、ようやくまた口を開いた。


「だが問題は資金繰りだ。陛下はご存じないかもしれないが、クーデターによる罹災の復興に、随分と国費を使った。また戴冠式に向けても金がいる。陛下の御軍とは言え、遠征させるだけの余裕があるかどうか」


それに対して、グロリアはここでひいてはならぬと、力をいれて反論する。


「何も騎士団総出でとは言っていないわ。北部遠征にさせるのは、第七小隊よ」

「だ、第七小隊?!」


そう割り込んで飛び上がったのは法務官、ハンフリー・スタンリー。


「第七小隊って、その……サマセットの娘の隊でしょう?!あの娘は厚顔無恥にもあの大罪人、レイモンド・ハミルトンの御前試合推薦を受けたのですよ!いいのですか、サマセットで?!寝返るかもしれないじゃあないですか!」


「ンン」とロバート・サマセットが喉を鳴らした。スタンリーの提言に、流石に気を害したのだろう。しかしながら娘(と言っても現在中にいるのは別人だが)を擁護しないあたり、さすが家名のみを気にする男と言ったところだろう。


ーーーー納得のいく世界を授ける、機会をください。


グロリアは再度、アリアの言葉を思い出す。

アリアにその機会を与えるのは、この世においてグロリアの他ない。


「だからこそ、第七小隊に行かせるの」


それでも「しかしながら…!」と騒ぎ立てるスタンリーを、グロリアは「かつ」とごく短い言葉で制すると、この場で本当に戦わなければならない者へと、目を据えた。


「第一小隊も帯同してもらう」


騎士長であり、第一小隊小隊長である者に向けて。


「いいな、ジョフリー・タウンシェンド」


辛くもこの空気を変える錫杖は、ジョフリーの手に戻ってきてしまった。

ジョフリー自身は、まるでそうなることがわかっていたように、肩透かしなほど、二つ返事で「いいですよ」と応えた。


再び、動揺が議会に走る。

タウンシェンドが同意するのであれば、他家は口を出しづらかった。彼らには他を凌ぐ資金、軍事力があり、何より王室に近い家だった。

反論できるとしたら宰相のサマセットくらいであったが、アリアのいる第七小隊を持ち出されているが故に、積極的には反対をしなかった。

ジョフリーは朗らかな声で続けた。


「我が騎士団に、陛下が汚名返上の機会をくださった。断る理由なんてないでしょう。ええ、行きましょう。キャンベルの遺児でもなんでも、あなたの前に差し出しましょう……ですが、女王陛下」


ジョフリーはグロリアを真っ直ぐに見返して、言った。


「つまり第一はある種の目付役。そう、とあればもし、第七に反乱の兆しありと見たら処分してよい……ですね?陛下のご盟友たる、アリア・サマセット小隊長とあれど、即時に」


グロリアは一瞬、躊躇った。

頭に、先日の国王謀殺事件の光景がよぎる。

ジョフリーの判断は早い。やるしたら、即座にやる男だ。

グロリアは自身の指先に微かな震えを感じたが、「アリアは、あのアリアは、そのようなことはしない」と心中固く信じ込み、明確に頷いて見せた。


「よい」








「リア」


それは王侯議会が終了し、従者とともに王の執務室に戻る途中のことだった。

回廊を歩くグロリアの背を、特定の人物しか使わない愛称で呼びかける声があった。グロリアは足を止め、振り返る。


「ジョフリー……タウンシェンド」


そこには予想した通り、ジョフリーの姿があった。


「はは、いやだなあ。随分と他人行儀じゃないか」


グロリアは半身、体を前方に戻して言う。


「わきまえなさい、タウンシェンド。今や貴様のそのように呼ばれる立場ではない」

「そうだとしても、僕たちの間柄はまだ変わっていないだろう?」


「ねえ、リア」と、ジョフリーは小首を傾げて笑い、その場から一歩も引く気はなさそうであった。

ここは、振り切れない…と判断したグロリアは、従者を下げると、午後の日が差し込む回廊の中、今だ一応の婚約者である男と2人きりで対峙した。

グロリアが「……何の用かしら?」ともう一度、ジョフリーを振り返ると、彼はその顔に満面の笑みを浮かべた。


「君と話すのに、理由がいるのかな?」

「何の用」


「つれないね」とジョフリーは首を振る。


「僕たちはもともと、仲が良いじゃないか。ほら、今は誰もいない。いつもみたいにジェフ、と呼んでもいいんだよ」

「……いつの話をしているの?」

「悪竜を倒し、姫を護る騎士……そんな遊びを何度もした」

「…………そんな昔話はやめてちょうだい」

「愛する人の為に戦いたい、そんな思いを持ち続けるのはいけないことなのかな?」

「一体何の用なの!ジョフリー・タウンシェンド!!」


グロリアは思わず、叫び上げてしまった。それから自らの行為にはっとして、口を押さえる。

冬の光の中、ジョフリーは窓の氷を溶かす熱を帯びた瞳で、しかし面持ちは冷ややかに、グロリアへと一歩、足を進めた。


「北部遠征の件、第一に加え、第二小隊も帯同させたい」


急激な話題変化に、さすがのグロリアもついていけなくなり、口を押さえたまま、黙り込んでしまった。

そのグロリアの様子に、ジョフリーは至極満足しているかのような顔をして、続けた。


「君が狼を飼っているように、僕にも象がいるんだ。君が政治に寵臣を落ち出すなら、僕だって忠臣を出しても良いはずだ」


ジョンのことを知られているのか、アリアのことを指しているのか、もしくはその両方か。

グロリアはようやく顔から手を離す。


「……何故、それを議会の場で持ち出さなかったの」


するとジョフリーは肩をすくめた。


「あの場で条件を持ち出せる権利なんて、僕にはないだろう。ただでさえ、騎士団への信頼は失墜している。陛下のご命令には素直に従わないとね」

「それで……後から申し出に来るなんて、随分な態度ね。ジョフリー・タウンシェンド」

「確かに君の前では清廉潔白な騎士でいたいけど、限度があってね。先例から言って、予測不可能な第七だけを連れだつよりも、慣れ親しんだ第二もいたほうが、君の願いも速やかに叶うはずだよ」


正直な所グロリアとしては、キャンベルの遺児捕獲遠征に、あまり多くの軍力を割きたくはなかった。それこそジョフリーの言ったように『北伐』と捉えかねないからだ。できるだけ、内乱時代に回帰するような事態は避けたい……。

しかしながら「政治に寵臣を使っている」と指摘された以上、公平性のためにグロリアはジョフリーの申し出を認めざるを得なかった。

グロリアは奥歯を噛み締める。

どうしても、どうしても、自分とジョフリーは思考が似通ってしまう。


「……第二小隊の帯同を許しましょう」


グロリアがそう、力なく言うと、ジョフリーはまた、にこやかに笑った。


「ありがとう、リア。必ず君の望む通りにしてあげるよ」


私が望む通り?

違う、それはお前が望む通りだろう!ジョフリー・タウンシェンド!!


「もう、用は済んだわね」


グロリアは暗く深い穴に落ちていくような気持ちを抱えながら、ジョフリーに背を向けた。そして歩き始めた背中に、「女王陛下!」とジョフリーが声をかけた。


「陛下が望む、国を一つにまとめる良い方法をお教えしましょう。それは外に共通敵を作ることです」


ジョフリーは「カードの一枚にでもなれば、幸いでございます」と恭しく付け加えたが、その言葉にグロリアは歩みを止めることはなかった。

それが、グロリアの答えだった。


グロリアにはわかっていた。


ジョフリーの言葉に、嘘は一つもないことを。

彼の言うことは、全て本心からの言葉であることを。


だからこそ、グロリアにとって、ジョフリーは戦いにくい相手であった。


ジョフリーがグロリアを本当に愛していて、子供の頃から思いを本気で抱き続けていて、

建国の祖父たちのように戦争に打ち勝ち、英雄としてグロリアを護り続けたい。

そう、ジョフリーが心の底から思っていることを、グロリア自身がわかっていた。


幼い頃から共に育ち、思考が似通うが故に、彼女は痛いほど、彼の気持ちが通じていた。


しかしジョフリーが望んだグロリアは、既にグロリアの望む自分自身ではないのだ。




我はこの地を統べる者、我以外の何者でもなく、我が両手を持ってして。




そうして全ての愛を否定してでも歩き続けるグロリアは、また、友人のことを思い出していた。

彼女のことを考えると、人の感情の狭間で裂かれ続けるグロリアに、やはり勇気が湧いてきた。


ーーーーアリア、どうか、導きを。


グロリアは心中、そう祈る。

罪も期待も全て背負い、臆することなく前に進む、来訪神。


ジョフリーのカードは切らない。

何が起こるかわからないとしても、グロリアが待ち侘びるのは、あの嵐の雷鳴であった。



今回出てきたおじさんたちの名前は今後そんな出ないと思うので、気にせずOKです!!


一応ブルスカアカウントがありまして、そちらで更新ポストなどしてます

https://t.co/YrR7qkmi8z


コメント、ブクマ、評価等いただけるとめちゃくちゃHAPPYです!

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