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1-6

僕は混乱していながらも、周りがうるさかったおかげで逆に色々と気づく事ができた。

まず、エバン達3人組は状況について行けずオロオロしていた事。

ピノは友人達である6人の彼等から、連絡はもっと詳細にして欲しい旨を言われながらも、涼しい顔をして聞き流している事。

ちなみにピノの出した連絡とは、

『ルーフ、屋敷出る。私ついてる心配無し』

だったそうだ。

最後に気づいたのが、今まで倒れていたはずのサキュバスが転移魔法を準備している所だった。


突如として、眩い光が辺りを包んだかと思ったらエバン達3人組はものの見事に消え去っていた。

残ったのはサキュバス1人。

16もの目に晒されたサキュバスは何故かこちらに向かって臣下の礼をとった。


「恐れ多くも数々の無礼、誠に申し訳ありません。我が契約主共々、御温情賜りたく存じます」


僕としては特に何事も無かったわけだし、それに今現状友人達が集まってしまってそれどころじゃないわけだし。だけど、この場を修めるのにうってつけの人がいた。


サキュバスの前にいつのまにか男が立っていた。


「お前はサラザール侯爵の三女ミアで良いな?」


「は!その通りで御座います主よ」


「ふむ。ルーフもお前を知っておって芝居をしたのだから、ここで我が何かするのは無粋なものだしの。それにせっかく久しぶりの再開を、粛正で汚したくないしの。お前と契約主他雑多の罪は問わぬ。帰るがよい」


「は!ありがとうございます!」


ミアと呼ばれたサキュバスは、男に礼をし、次に僕にも礼をしてから転移魔法で去っていった。

仕事始まってしまった。

短くてすみません。

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