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異世界夢物語その1
私の家は、マンションの15階でした。
そして、エレベーター。
エレベーターがいつも奇抜。
ある時は、ペラッペラの紙が何層にも重なって作られた箱。
ある時は、金色の無重力空間。エレベーターが壊れて、天まで飛んで行ったこともありました。
この日は、細いレールの上を走るモノレールのようなバスでした。もちろん、15階行きのバスに乗りました。細いレールが奇妙な動きをしていました。上に向かったり下に向かったり、物凄いスピードでした。車内はバスのようでしたが、動きがまるでジェットコースターでしたので、シートベルトをしました。
そして、15階を目指すと思いきや、まず2階へ。マンションのをぐるっと一周回ってから2階で停車。この一周が長い長い。その後、続けて3階へ停車。もちろんまた、ジェットコースターしながらマンションを一周して。15階へ行くまで、これを延々と続けた。
その後、場面は電車の中の風景に移り変わりました。