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自称町内会長の男

作者: patton

 誰彼お構いなしに近所の人間に声を掛け捲る(自称)町内会長と言う男がいる。歳は73歳。聞かれてもいないのに口をついて出るのは、自分の小銭自慢、近所の他人の悪口、60をとっくに過ぎた夫婦の夜の話。後で聞いた話では、この男、頼まれてもいないのに自薦で町内会長に立候補し、何かトラブルを起こし、僅か数週間で辞めさせられたとの事。


 聞かれてもいないのに自分の父親は中央官庁出身だとほのめかす。その父親が立場を利用して割安で手に入れた土地建物に今も住んでいる。この国が大っ嫌いなのだが、もらえるもの、利用できるものは貪欲に何でもいただく。この手の人間は決まって民主党支持者が多い。


 この毒物、餓鬼魂男は今日も町内をうろついては自分を相手してくれる人間を求めて徘徊している。そんな時代である。


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