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俺は、人間として生きたい
意識が戻ると見慣れた天井が見えた。
ベットに横たわっているようだ。
「さとる?」
母が覗きこんできた。
「母さん!ありがとう。」
「戻ったのね!」
母は嬉しそうに涙をこぼした。
「やだな。泣かないでよ。」
「ふふっ。そうね。」
母は少し笑いながら目尻を拭った。
「さっき口に入れてくれたのは何?」
「あぁこれ?」
母は箱を持ち上げて中を見せてくれた。
「おばさんがくれたの。お酒入りのチョコ」
「お酒?」
「微量みたいだし。酔わないわよ。」
母はそう言っていたが俺の耳には入っていなかった。
もしかして、酒が原因なのではないだろうか。
俺が初めてハトになった日。前日俺は酒を飲んでいた。しかも、泥酔していた。
そして、今酒入りのチョコを食べて元に戻った。ハトにはアルコールはキツかったのだろう。
「さとる?どうかしたの?」
「ううん。何でもない」
この体験はだれにも言えないことだった。
言ったらまた精神科行きだろうしな。少し苦笑する。
その後、俺がアルコールを取らなくなったのは、言うまでもない。
人間に戻れました。良かったです~!
と、いうことで完結しました。
ここまで読んで頂きましてありがとうございます。
また違う作品でお会いできますことを楽しみにしています。
本当にありがとうございました。




