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僕には好きな子がいた。
みんなのことを考えて行動できるけど、自分の意見もはっきり言える、芯の強い女の子。
僕の何倍も思いやりの心を持っているーーちゃんは僕の憧れだった。
ーーちゃんには仲が良くていつも一緒にいるお友達がいた。いつでも一緒のーーが羨ましくて、何回もちょっかいを出した。
「ーーくん、男の子はこっちよ。」
ーーちゃんの後をついていこうとしたら、幼稚園の先生に止められた。
なんで男の子と女の子は別々なの?
僕はーーちゃんと一緒にはいられないの?
近所に住むーー兄ちゃんと家の近くの空き地で遊んでいたら、ーーを見つけた。
近くには5円玉が散らばって落ちていた。
「ここ、お供えすれば願い事が叶うんだってさ」
お兄ちゃんはそう言って5円玉をーーに向かってポイと投げた。
お願いすれば、ーーちゃんとずっと一緒にいられるかな…
ポケットを探ったけど、べっこうの飴玉しか入ってなかった。
ないよりはいいよね…なんかビー玉みたいにまん丸で透明で綺麗だし、神様も気に入ってくれるかも。
僕は飴玉をーーにお供えして、心の中で願い事を唱えた。
「ーーちゃんとずっと一緒にいられますように」