朝
掲載日:2017/03/26
朝が訪れる
また、何も始まらない
ただ懐古の中に身を置くだろう
昼が訪れる
無意味さがそれを貪り喰らい
やがて僕をも蝕んでゆく
夜が訪れる
記憶の繭たちが真綿となって
僕の首を強く、強く締め付ける
閉ざされたカーテン
季節のない部屋に意味を問い続けろ
無限のループは遠心力任せに
抜け出してしまえ
ああ、また朝が訪れる
眩しい光は僕の殻には届かない
未知を拒み続けたら
僕はきっと純粋であり続けられる
きっと、そうだろう
どれだけの人間が僕を否定しても
君だけは暖かく迎え入れてくれるよね




